#42 北海道紀行 斜里岳

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2015年7月15日水曜日
北海道4日目

今日は標高1547m百名山である斜里岳に登る。

清岳荘登山口から5時30分過ぎに出発して林道を20分ほど歩くと一の沢川に合流。
昨日に山情報交換した登山者のいうとおり水場がある。ここで水を満タンに補給する。

一の沢川に沿って進むと何度も飛び石づたいを歩く。この飛び石にスリップしないよう細心の注意を払う。
かなり神経を使うので精神的に疲労する。

ほとんど沢登り状態を30分進むと旧道と新道の分岐点である下二股に着く。
ここから新道を選択するが、急登の連続で我慢をし続けると熊見峠に登りきり、ここからの上二股までの尾根は一気に視界が開けた。
遠くに斜里町とじゃがいも畑一面が見える。
前方は斜里岳が少しづつ顔を覗かせる。
まだまだ先のようだ。

気持ちのいい新道尾根を40分ほど歩くと上二股に着き、いよいよ斜里岳まで1時間だ。
焦る気持ちを押さえて一歩づつ確実に登山道を踏みつける。
馬の背というやせ尾根に着くと、なにやら雲の動きが激しくなり、視界が遮られてしまった。
東から流れる風が強い。
おそらくガスの中にいるのだろう。
ほどなく30分ほどで斜里岳山頂に立つ。
コースタイム3時間の登りを2時間で登頂も大展望がない。

太陽が雲間に隠れている時間が多く、陽光が差し込んだ瞬間は雲が途切れて瞬時に展望が見えるだけだった。
1時間粘り強く待ったが、天候が回復しないとみるや、そそくさと下山する。
まぁ途中過程までは展望を見れたし、これでよしとしようと気持ちを切り替え、次の阿寒岳登山口に向かう。

国道391から241に乗り換えて雌阿寒温泉公共駐車場に17時過ぎに着く。
明日の雌阿寒岳登山者で早くも駐車場満車だ。気になる明日の天気は、曇り後晴れ予報だが、問題は何時にガスが晴れるかだ。
この答えは登山者の誰も知らない。
現地情報では、9時30分過ぎとの情報を得た。

利尻山斜里岳と連敗続きなので今度こそ晴れてくれと念じる。

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一の沢川を沢登りします。
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野峠からの新道尾根は見晴らしが良く気持ちいい。
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斜里町とじゃがいも畑が見えます。
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雪渓を登ります。
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斜里岳が間近に迫ってきました。
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新道尾根の稜線です。
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馬の背から見た斜里岳
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ついに斜里岳登頂。
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やれやれ無事に下山しました。