2021年3月26日金曜日
今日は快晴予報につき、年休取得して山梨百名山である滝子山登山決行。
いつもは車移動であるが、久しぶりに電車移動。
たまにローカル電車に乗って車窓をのんびり見るのもいい。
自宅最寄り駅から始発で中央本線初狩駅に6時57分到着。
初狩駅から藤沢集落まで歩くと見事な桜が8分ほど咲いていた。
真紅の桜にウットリしてすかさずシャッターを切る。
林道を終えてようやく滝子山登山口に着いたのは7時50分過ぎだ。
沢に沿って最初は緩やかな登山道も徐々にきつくなる。
富士山が見える檜平あたりから急坂の連続だが、岩場が少ないので登りやすい。
男坂ルートを40分我慢してようやく10時過ぎに標高1590m滝子山山頂に到着。
平日なので山頂は誰もいなく、貸切状態。
山頂からの展望は、富士山、三つ峠山、黒岳、毛無山、鬼が岳、丹沢主脈、大蔵高丸、雁ヶ原摺山等の大パノラマが待っていた。
ほどなく、西側ルートからひとりの若者が息を切らして山頂に着いた。
タイミングを見計らって写真撮影をお願いしたところ快く応じてくれた。
聞くと神奈川県から始発電車に乗り笹子駅に下車して登ってきたという。
仕事はシフト制で今日は休みなので一人で登ってきたといい、昨年から山登りを始めたらしい。
折り畳みのチェアを即座に組み立てて、コンロに火をつけてお湯を沸かしてゆったり座っていた。
なるほど折り畳みのチェアはグッドアイデアだ。
通販で10000円で購入したようで確かに軽く、ザックの中にスッポリ入る優れものらしい。
快活で明るい好青年だ。
聞くと娘と同じ22歳だとか。
またどこかでお会いしましょうと山頂で別れた。
この青年は帰りの電車に行き会うことになった。
まさかの偶然でお互いにニヤけた顔が印象的だった。
さて、下山ルートは寂しょう尾根を伝って笹子駅へ目指す。
寂しょう尾根が遭難事故が多い危険ルートだとは知らずに下山。
どおりでルートが消えかかっている箇所が幾度かあり、道標もないので心細かったが、安全無事故で下山できてよかった。
今日も富士山が見えて充実した山登りだった。
歩行距離 12.4km 歩行時間 6時間40分
滝子山の道標を見つけました。
登山口の途中にある藤沢集落で見かけた🌸です。
濃ピンクもいいね。
歴史を感じる家。
これからが本番だ。
沢水は冷たくて美味かった。
最初は緩やかな登り。
木立がいいね。
ようやく富士山が見えたけど山頂はまだ先だ。
男坂と女坂の分岐点。
男坂を選択したら急登の連続でした。
ロープを使って登ります。
先が明るくなった。
山頂目前だ。
ようやく滝子山頂に着いた。
富士山絶景だ。
毛無山、鬼ヶ岳、節刀ヶ岳が見えます。
2月に登ったので愛着があるよ。
大蔵高丸と雁ヶ腹摺山
大月盆地を挟んで高川山と九鬼山
見事な展望に腕を組む。
俺も折り畳みのチェアほしいなぁ。
さて下山します。
面白いアングルでしょ。
遭難事故が多い難ルートとは知らなかったよ。
無事に下界に降りてやれやれです。
滝子山を振り返る。
結構でかい山なんだぁ。
笹一酒造に寄って試飲しました。
笹子駅に到着。
お疲れ様でした。