2023年11月19日日曜日
今朝8時に家を出て地元あきる野の屈指の紅葉スポットに向かう。
ここは五日市にある広徳寺である。
8時20分過ぎに広徳寺に着いたが、早くもカメラマンが陣取って銀杏を撮影。
広徳寺の並木は黄金色に輝いていた。
境内はまるで黄金の絨毯が敷かれているようである。
藁葺き屋根の外観もいい。
資料によると広徳寺は1373年室町時代に創建された歴史ある寺であるという。
地元にこのような歴史ある寺があるとは誇らしい気分である。
2023年11月18日土曜日
目的は真っ黄色の銀杏並木を堪能するためである。
午後12時過ぎから昭和記念公園の銀杏並木を散策。
ほぼピークであり真っ黄色な銀杏を堪能。
途中にパレスホテルに立ち寄ると営業終了まで45日と表示された。
ここでもコロナの影響を受けていた。
1994年に開業してから30年で閉鎖とはなんとも残念である。
現地の情報ではマンションが建つという。
なんだか寂しいが、これも時代の流れだろう。
ビックカメラ店で2024年カレンダーを入手し、昭和記念公園に戻って再び銀杏並木を堪能し、昭島口を出て東中神駅より帰宅する。
今日は9km12000歩2時間44分完歩。
気持ちの良い散策ができて満足だ。
2023年11月3日金曜日祝日
今日は3連休の初日。
天気は青空なので家に籠るのはもったいない。
お金かけないでどう過ごすか、熟慮した結果、地元の秋川丘陵散策に決めた。
久しぶりのロング散策コース。
散策時間は足に病を持っているので5時間計画。
なんとか無事に完歩できるのか。
まぁリハビリのつもりでゆっくり歩こう。
8時40分に自宅を出て秋川沿いに出る。
奥多摩の主峰である大岳山に向かってテクテク散策。
まずは網代、弁天山コースだ。
山田大橋から弁天山橋を渡ると右手に禅昌寺とお地蔵さんが並ぶ。ここは春になると桜🌸が綺麗なスポットでもある。
弁天山への登山口は鳥居⛩️が目印だ。
鳥居を過ぎると登山道となり、20分登ると9時30分過ぎに弁天山頂上だ。
見慣れた展望だが、気持ちがいいもんだ。
すると後ろから70歳過ぎの男性から声をかけられた。
地元(増戸)の方のようで自分も地元だと伝えると距離が近くなった。
その男性は郷土歴史を勉強しているようだ。
その男性から昔(大正)、自分の地元で坂本安兵衛さんがいたようで、当時の五日市鉄道開通の記念祝いとして各駅に桜木を贈呈した旨の説明を受けた。
自分が少しでも地域にお役に立てればと、YouTubeの増戸の桜を映像に残しているとのこと。
しかしながらその桜の木は虫食いの影響で年内に伐採するらしく心を痛めていた様子。
地域の風景を映像記録としてドローンを買って風景を撮っているとのこと。
地域に愛着心が強く、映像を残す情熱に頭が下がった。
弁天山から城山を歩き、10時20分に小峰公園に着く。
そこで金剛の滝、広徳寺コースのマップを入手し、次の目的地は金剛の滝に決めた。
小峰公園を出て右手に民家の庭にアップルパイと紅茶が並んでいた。
その民家の男性によると、このアップルパイはフランス🇫🇷から冷凍空輸で送られたとのこと。
そこまでやるかと思ったが、フランスに愛着心が強いみたいだ。
普段はサラリーマンであるが、週末は自宅の広い庭で野菜、チューリップを栽培したり、趣味で貿易をしてフランスの菓子などを取り寄せているようだ。
なかなかの好青年だ。今後の活躍を期待したい。
さて金剛の滝は思ったほど距離があり、アップダウンも何度かあったが、11時30分に金剛の滝に着く。
今年は猛暑のため水不足で滝の高さが低かったので少し残念ではある。
金剛の滝から広徳寺まではおよそ40分で着くが、途中でこの日一番の見晴らし展望があった。
武蔵五日市駅、秋川渓谷、山々が一望できるのでここでランチタイムすることにした、
ランチタイムが終わって再び歩き出すとまもなく広徳寺に着く。
イチョウは少し色づいているが、真っ黄色になるまであと、10日前後は必要だろう。
広徳寺の広い縁側で佇むと、静かに時が流れる実感が湧いてくる。気持ちいいレストタイムだ。
縁側は身も心も落ち着くなぁ。
日本の残された文化の一つと言っても過言ではないだろう。
広徳寺から武蔵五日市駅を過ぎ、睦橋街道をまっすぐ歩く。
14時過ぎあたりから少し左足が痛みだしてきた。
ペースを落としてゆっくり進む。
代継店オザムに立ち寄り、今晩の味噌漬け豚肉等を買う。
ようやく自宅に着いた。
21km 6時間40分完歩した自分の足に感謝したい。
2023年9月9日土曜日
今日は薄らの青空。
早朝は雨がパラついたが、10時頃には雨が上がった。
この天気なら入場行進はできるだろう。
六大学野球秋リーグ戦の開幕だ。
六大学のしきたりに従い、先頭は春優勝した明治が行進して応援団が明治の応援団旗を持ち上げる。
春の順位に従って法政、慶應、早稲田、立教、東大と続き、各大学の応援団旗を持ち上げる。
この風景がさまになってかっこいい。
明治の上田主将が優勝賜杯をお返して選手宣誓を行なった。
プレーボールの気配が刻一刻近づく。
開幕試合前に今年6月に亡くなられた日本で最初にフォークボールを投げた元中日で明治OBの杉下茂氏に対してスタンド席全員が立ち上がり黙祷を捧げた。
さあいよいよ2023年秋のリーグ戦の火蓋が切られた。
焦点はなんといっても明治の4連覇達成であろう。
なんとしても85年ぶりの4連覇を達成して六大学野球を盛り上げてほしいものだ。
2023年9月15日金曜日
8月にロシア家庭料理ターニャで9月の音楽ライブを誘われた。
特に音楽が趣味でもなく、音楽ライブは体験ないが、ロシア料理を食べながら音楽ライブを聴くのもありかな。
今日はその音楽ライブの日だ。
音楽ライブが開催される大宮駅から徒歩20分にあるロシア家庭料理ターニャだ。
スケジュールは18時から19時 ロシア料理食事
19時から21時が音楽ライブだ。
17時30分に店に入ると音楽ライブの中心者と思われるお二方が事前に演奏練習をしていた。
ボーカリストのMisacoさんは小柄で笑顔が可愛い女性。
ジャズ、シャンソン、ラテン音楽を中心にライブスペースで活動中。歌はスペイン語、ポルトガル語で歌うことができる。
プロフィールにこう書いてあった。
歌は3分間の人生ドラマ、歌にたくされた名もなき人々のたくさんの物語
まるでそれぞれの物語の主人公のように
時に可憐に、時に艶ややかに、そして奔放に、その歌の世界に紡ぎ出す
響き合い、共感し合うことで生まれる新たな感動を求めて
ギタリストの木村純さんは70歳前後の笑顔が優しい男性で50歳前後に退社してこの道を選んだ公認のギタリストで優しい音色を醸しだす。
お二方のコンビネーションは抜群で時に冗談を語り合い参加者を和ませた。
音楽はいづれも知らない音楽だが、心が通う情熱的なライブだった。
最後は誰もが知っている「川の流れのように」を歌って締めた。
お二方のますますのご活躍を期待してやまない。
仕事も順調だし、ロシア料理も美味しかったし、他参加者の出会いもあったし良い一日でした。
2023年8月19日土曜日
コロナにより4年ぶりのBBQで秋川渓谷リバーティオで開催。
皆この日を待っていたかのように歓喜爆発。
宴は11時から14時の3時間。
今日のメインはなんといっても秋川牛だ。
秋川牛は地元あきる野竹内牧場から出荷され松村精肉店しか販売しない極めて希少価値が高い肉だ。
そこらのスーパーでは販売しないのだ。
松村精肉店が経営する秋川渓谷リバーティオで仕入れているので唯一無二の秋川牛が食べれる。
この秋川牛は松阪牛、神戸牛、但馬牛より半端なく美味い。
皆が秋川牛をモリモリ食べて笑顔満開。
事前に追加で1キロ購入して正解だった。
来年も皆に喜んでもらうようにこんな感じでやろう。
2023年8月12日土曜日
地元あきる野でのんびり気ままに過ごす。
みつばちファームカフェではちみつジェラードとはちみつパンで静かな時間を過ごす。
ここのみつばちファームはあきる野市と八王子市の山間で6ヶ所の蜂場を持つ養蜂園がある。
店内で販売しているはちみつは全て自家製だ。
あの所ジョージも買ったと宣伝があった。
ここで食べるはちみつジェラードとはちみつパンを食べると幸せな気分になるな。
給仕している女性から近くに昨年11月にワイナリーがオープンした旨の説明を受けた。
まさか地元あきる野でワイナリー?そんなわけないだろうと思いつつ、渡されたワイナリー案内資料の地図に沿って車を走らせてわずか5分で着く。
表玄関にビィンヤード多摩の標識があった。
中に入るとお客さんが10人前後であろうかワインを試飲していた。
裏には自社ぶどう畑があり、敷地面積は7000平方メートルの広大さだ。
栽培品種はモンドブリエ、シラー、ビジュノワール、シャルドネ、メルロー等栽培。
栽培に加えて自社醸造にも力を入れている。
店員さんによると自社畑周辺は砂利を含んだ水はけの良い土壌でぶどう栽培に適しているという。
ぶどうといったら山梨であるが、まさかあきる野もぶどうに適している土地とは想定外だ。
ゆっくりと確実にぶどう栽培し、あきる野のぶどうが脚光を浴びることを期待してやまない。
2023年8月4日
今日は大学の先輩のご贔屓である大宮にあるロシア家庭料理を食べることなった。
大宮駅は初めてであるが、駅前は池袋駅に似た大型ショッピングが立ち並ぶ賑やかな繁華街だ。
大宮駅から20分ほど歩くとロシア家庭料理「ターニャ」に着く。
ターニャとはこの店の女将さんでロシア人だ。
17時に店に入ると営業時間が始まったばかりなので自分が一番乗りだ。
肝心の先輩は仕事が遅くなるとの連絡があり、ターニャさんとしばし雑談をした。
ターニャさんはロシアのブォルゴグラード(旧スターリングラード)出身の方で現在56歳、娘さんと店を切り盛りしている。
旦那さんは日本人でロシアで柔道指導してそこで知り合い結婚したとのことである。
昨今のウクライナ侵攻によるロシアの風評被害で客がさっぱりだとか。
経営が苦しいようで本人の表情も冴えない。
本人はなにも悪いことはしていないのにこんな形で経営を苦しめるのはとてもかわいそうだ。
雑談しているとターニャは日本語堪能で、とても聡明な方だと分かった。
店内に飾ってあるロシアの写真を一枚一枚丁寧に説明してくれた。
2019年にロシアのウラジオストックに旅したことがあるだけに懐かしさを感じた。
この次にロシアに行けるのはいつになるのであろうか。
早く戦争を終えて一刻も早く平和が訪れてほしいと切に望む。
そうこうしているうちに先輩が1時間遅れて18時に来店した。
いよいよロシア家庭料理を食べる時間になった。
メニューは先輩に任せて家庭料理が次々と運ばれた。
ペリメニは水餃子と焼売を感じさせる味で美味い。
ピロシキは熱々で春巻とパンを合わさった味だ。
ビーフストロガノフはハヤシライスのような味で美味い。
料理に舌鼓しつつ、先輩より今後のウクライナ戦争の展開やら、明治大学の箱根駅伝、野球、ラグビー等で説明を受ける。
そうこうしているうちに21時過ぎになっなので最後は先輩が明治フラッグを振りながら校歌を歌って閉店のなった。
またロシアの話を聞いてロシア家庭料理を食べてみたいと思った。
2023年8月3日木曜日
以前にSNSで知った静岡の漁港近くでネタが新鮮な寿司食べ放題として有名な焼津さかなセンターにかみさんと娘を連れてドライブした。
この日もテリテリうだるような暑さである。
自宅から3時間30分かけて11時50分に焼津さかなセンターに着く。
焼津さかなセンターは年間180万人の来場者を誇る焼津漁港から水揚げされた新鮮な魚を食べられることで有名だ。
お目当てのさかな大食堂渚に入り、寿司食べ放題を確認したら、現在はやっていないとのことでガックリ。
海鮮メニューを見ても食べる気がしない。
自分が見たSNSは古い情報なので、新しい情報は上部の最新情報で確認してくださいと店員に言われ、どうも釈然としない。
今後は電話で事前に確認することを徹底しようと心に言い聞かせた。
かみさんがネット検索し、さかなセンター敷地内にある、のっけ家という店にヒットした。
まぐろづくし丼のマグロネタが大きく、行列ができる店らしいのでそこで決めた。
案の定、店の前に立ち並んでいたが6人待ちだった。
ほどなく店の中に入ってネットで確認した、まぐろづくし丼を注文した。
店内はほぼ満杯状況。
左横のカウンター席にいたサラリーマン風の二人の会話からこの店のまぐろは美味しいんだよとの声が聞こえた。
うししし、こりぁ楽しみだわ。
15分後にまぐろづくし丼登場。
ネット情報通り、まぐろのネタが大きく、大トロ、中トロが所狭しにのっていた。
まぐろは12枚並んでいる。
それでは実食開始。
トロがとろけるように美味い。
味に無駄がない美味しいさ。
まぐろのたたきは思った以上に量が多く、とろける美味しさがたまらない。
蟹の出汁も良い。
久しぶりに本場のまぐろを食べ尽くして満足だ。
ランチ後はセンター内でショッピング。
しらす2パックと桜エビ1パック1600円を1300円に安くしてもらい、発泡スチロールに保冷剤を無料でパッキングしてくれた。
よし、今晩はしらす丼だなぁ。
大事に持ち帰ろう。
ショッピング後は30分ほどドライブして三保の松原の砂浜で1時間ほど過ごして海を眺める。
海を眺めると心が落ち着く。
娘はさかんに海に向かってシャッターを切っていた。
三保の松原の砂浜から聳え立つ富士山は屈指の観光地として有名だが、この日は雲に隠れて見えなかった。
三保の松原はいつ以来かな
家族旅行で自分が小学校4年の夏以来かな。
あの時も富士山が見えなかったことを記憶している。
地元の情報によると11月から2月が空が澄んでいて富士山がよく見えるようである。
今度はその時期にまた来よう。
三保の松原で散策後、リバティーリゾート久能山という日帰り温泉♨️でまったり。
この日は平日のため客が少なく、貸切状態だ。
2時間30分ほどお湯に浸かって18時30分に出発し、ノンストップで21時前に家に着く。
今晩のご飯は焼津さかなセンターで買ったしらすと桜エビを丼ぶりにご飯を入れて大根おろしに乗せたしらす丼だ。
炊き上げたばかりの熱々のご飯にしらすと桜エビと大根おろしをかき混ぜると美味い。
大根おろしがわさび代わりになって、ほどよい辛さでわさび不要のおいしさ。
おかみさんも娘の大喜びのしらす丼でよかった。
まぐろ食べて海を眺めて温泉に浸かってしらす丼食べて良い一日だった。
焼津さかなセンター
https://www.sakana-center.com/
のっけ家
https://s.tabelog.com/shizuoka/A2203/A220301/22021860/
https://www.surugawan.net/guide/86.html
2023年7月29日土曜日
今日はコロナ禍前の4年ぶりの隅田川花火大会。
大学時代の旧友が、粋な計らいで自身が経営する会社の屋上で観覧しませんかのと誘いを受けた。
誠にありがたいことである。
即座に連絡し待ちに待ったこの日を迎えた。
旧友がビール、唐揚げ、焼鳥、つまみを無料で事前に調達してもらい、頭が下がる思いだ。
お言葉に甘えさせていただくことにした。
16時からビル2階で所沢から来た旧友と3人で乾杯した。
会社の職場で飲み食いするのは気が引かれる思いだが、アルコールを飲み続けると話は学生時代の思い出に花が咲いた。
そうこうしているうちに19時を回った。
花火大会は19時30分開始なので飲み食いしたテーブルをきれいに清掃後、内側の急階段登きると観覧場所である屋上に辿り着く。
テーブルが用意されていたので、持参したアルコールで職場の従業員さん2人参加して合わせて5人で再び乾杯!
時間通り19時30分から20時30分に花火が打ち上げられた。
花火の大輪が夏の夜空に次々と彩る。
あー綺麗だ。
いろんな形を作って打ち上げられるんだなぁ。
103万人の混雑を避けて屋上から独占して2万発花火が観れてラッキーだなぁ。
来年もこの屋上に集合して花火大会に参加しようと約束をした。
やはり持つべきものは友人だなぁ。
2023年7月20日木曜日
かみさんが昼ランチタイムにとんかつを食べたいと言い出した。
早速、Google検索で地元のトンカツ定食をググったら五日市街道の武蔵増戸駅方面に「伊奈八」があった。
食べログ情報を見る限り、肉厚で千切りキャベツも豊富そうだ
ここに決めた。
自宅から車を走らせること7分で着いた。
駐車場はすでに4台ほど駐車。
ギリギリ一台分のスペースがあったので無理矢理詰めて駐車。
「伊奈八」の暖簾をくぐったらお客さんが8人ほどいた。
ロースカツを注文して25分後に来た。
事前情報通り、ロースカツが大きくて肉厚がある。
千切りキャベツ、漬物、大根おろし、味噌汁、オレンジが盛られており、ボリュームは文句なし。
それでは実食開始。
最初の一口はもちろんロースカツ。
肉厚なので噛むと熱い肉汁が広がる。
たしかに美味しい。
あっという間に平らげて満腹。
かみさんも大満足だ。ここでよかった。
昼ランチ後は8月にBBQの開催場所である、秋川渓谷リバーティオまで10分ほど車で走らせる。
BBQ現場下見して管理責任者と値段交渉を済ませた後は、逆戻りに車を走らせ、あきる野市中央公民館市民ギャラリーに向かう。
ここは地元の油絵サークル会が展示会を開催している。
自分の兄が展示しており、兄からの案内でもあるので絶対に見逃がすわけにはいかない。
受付の男性が丁寧にガイドしてくれたおかけで油絵の世界に親近感を持った。
油絵ひとつ一つが上手い、下手とか関係なくその人の心が現れるのが面白いのだと説明を受ける。
初心者は鉛筆と画用紙があれば描くことからスタートになるので是非サークル入会してはと誘われた。
うーん。
油絵までいかなくても水彩画ならと少し色気を出す自分がいた。
ちょっと考えてみるか。
2023年7月15日土曜日
5時過ぎに目覚めて朝風呂に浸かる。
民宿ごほうでんの風呂は温泉ではないが、北アルプスの恵みの水なので心地よい。
風呂の窓から北アルプスが見れてラッキーだ。
昨日の同じ曇り空で軽く早朝散策。
お気に入りのスポット風景である田んぼから見る北アルプスをしばし眺める。
ふと記念碑に目をやると、ここは2011年4月から同年10月までNHKで放映された「連続テレビ小説」の『おひさま』の撮影現場のひとつだったようである。
自分はおひさまのストーリーは知らないが、ネットで検索すると主人公のおひさまである陽子が教師を目指して実現したものの、大平洋戦争に翻弄されて蕎麦屋を経営を経験等波瀾万丈の人生を過ごしたらしい。
陽子の辿った人生に関心があるので本を手繰り寄せよう。
朝食バイキングを食べながら今日のスケジュールを練る。
安曇野、松本は☔️のち曇りなので上高地を諦め、比較的天気予想が良さそうな新潟に決めた。
また昨晩に舟盛り定食の夢が現れたので無性に刺身を食べたくなったことも新潟に決めた理由でもある。
小雨降りしきる安曇野、大町、白馬を走り抜け、新潟県側の糸魚川に差し掛かると雨がやんだ。
寺泊を目指して海沿いの国道を走る。
左側の車窓からは昨日の大雨の影響により、波が高く荒々しい。
でも久しぶりに見る海なので、気持ちは軽やかだ。
途中で道の駅マリンドリーム能生に立ち寄る。
多くの人が賑わっているのは、ベニズワイガニを道の駅内、海岸沿いで食べる楽しみがあると気づく。
一籠3匹で3500円はお得感があり、しかも鮮度抜群なので観光客は美味しそうに頬張る。
かみさんが食べようと言ったが、先の朝食バイキングでお腹が空いておらず、寺泊でランチするのでここは我慢することにした。
荒れる日本海を横目に2時間走ると13時過ぎにようやく寺泊に到着も大駐車満車で駐車できず困ったが、ウロウロ回ると運良く一台スペースを見つけてゲット。
それにしてもコロナ収束を思わせるすごい人出だ。
道行く人は、片手に串焼きを持って歩く人が多い。
かみさんがまるなか食堂が良いと言うので指示に従うことにした。
2階に上がると混雑賑わう座席が目に飛んで来た。
空いている座席を案内され、待望の舟盛り定食、かみさんは海鮮丼を注文。
程なく舟盛り定食と海鮮丼が来たのが驚いた。
回転が良い証拠だろう。
舟盛りは鯵のたたき、マグロ、サーモン、赤貝、エビ等で盛られ、肉厚で新鮮プリプリ。
蟹出汁も旨くご馳走でした。
かみさんもどこかの海鮮丼よりも肉厚で美味かったと絶賛する。
寺泊のランチを満喫した後は本日の目玉である、清津峡を目指す。
なぜ清津峡なのかだって?
理由はインスタ映え人気スポットだからである。
トンネルの中に清津峡をバックにポーズをとってカメラに納めることが大人気なのである。
かみさんが事前に予約しないと入れないのでは?と聞かれたが、ここまで現場に来たら断る理由もなかろうと、たかをくくった。
第二駐車場で車を停めてトンネル入口の受付まで10分ほどトボトボ歩き、理由を説明して予約無しで許可を得た。
資料によると清津峡渓谷トンネルは「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018」でアート作品「Tunnel of Light」として改修。
全長750mのトンネルを外界から遮断された潜水艦に見立て、外を望む潜望鏡として途中の見晴所、終点のパノラマステーション等で作品を展開するとの記述があった。
まさに入口から750mを歩き続けて最終の目的地であり、インスタ映え大人気の場所に到着。
そこは多くの家族連れ、カップルが集まっていた。
トンネル出口のバックには迫力ある清津峡がある。
トンネル出口でカメラに向けてさまざまなポーズをとっては繰り返す。
水面に映る人影とポーズをとる人物がシルエットとなり、なかなかの心を奪われる光景だ。
かみさんも自分もさまざまなポーズを取ってシルエットを創造し、いい感じのインスタ映えの写真ができた。
これで今日の目的は達成された。
信州越後旅は久しぶりに心やり癒されて満喫した旅であり、夏休みを先取りした良い休暇となった。
寺泊
https://niigata-kankou.or.jp/spot/5823
マリンドリーム能生
https://niigata-kankou.or.jp/spot/7004
清津峡渓谷トンネル
2023年7月14日金曜日
かみさんのスケジュールに合わせて14時金曜日を年休取得し1泊2日で信州越後旅を決めた。
とはいうものの、梅雨前線が日本海に張り巡らして秋田は災害級の土砂崩れ、冠水状態。
天気予報も雨☔️、曇で☀️マークがない。
流石にいたたまれず、宿泊キャンセルを考え宿に電話したら2日前キャンセルは50%支払いだという。
かみさんが観光を期待しただけに、雨覚悟で旅を決行した。
自宅に8時過ぎに出発し、圏央道、関越道、信越道を走り、上田菅平インターに降りる。
予定通り11時20分過ぎに着いたので、蕎麦を食べるべく、
信州蕎麦の草笛 上田お城店の立派な門構えを潜る。
営業時間は11時であるが、平日にもかかわらず、お客がそこそこいた。
おかみさんはせっかくなんで普段は食べれないくるみ蕎麦、自分は野菜天ぷら蕎麦を注文。
待つ意識がなくほどなく蕎麦がテーブルの上に置かれてた。
かみさんは初めて食べるくるみ蕎麦が美味しいと満足気に食べる。
自分が食べる蕎麦はそこそこボリュームがあり、野菜天ぷらを蕎麦つゆに足して実食。
その味は美味しゅうございました。
蕎麦屋の女将さんに駐車許可をもらって横断歩道を渡って目の前にある上田城址を散策する。
上田城といったらテレビでよく放映されている眞田一族が築き上げた城で有名である。
資料によると上田城は天正11年(1853年)真田昌幸によって築かれた平城である。
堀と土塁で囲まれ、虎口(出入口)に石垣を使った簡素な城であるが、第一次、第二次上田合戦で徳川大軍を撃退し、天下にその名を轟かせたと記述がある。
上田合戦を詳述すると、第一次上田合戦は天正13年(1585年)7000人余の徳川軍が上田城を攻め入り、対する真田軍は2000人足らずにもかかわらず真田昌幸の巧みな戦術で徳川軍を撃退。
第二次上田合戦は慶長5年(1600年)9月に、西軍(石田方)についた昌幸と信繁(幸村)は上田城に立てこもり、中仙道を西進する徳川秀忠軍と戦う。
38000人の徳川軍に対し、真田軍はわずかに2500人。
軍事力の差をものともせず、徳川軍に大きな損害を与えて撃退との記述がある。
圧倒的な軍事力の差にもかかわらずなぜ真田軍が勝ったのか、実に興味深いものがある。
資料では巧みな戦術、頭脳作戦と謳われているが真田昌幸を補佐する人材が優秀であったこと。
さらには上田城を絶対に明け渡さない強い信念が兵軍及び民衆の力が底知れぬものがあったと推察される。
力ずくで抑えこみに入っても民衆の魂を奪い取ることはできないことは歴史が証明している。
今のウクライナ🇺🇦とロシア🇷🇺の戦争にも似ている。
所詮は軍事力ではなく、絶対に勝つと強い気持ちがある民衆パワーが勝るといえるだろう。
さて話が飛んでしまったが、上田城址散策の後は、車で20分ほどにある別所温泉のあいそめの湯泉♨️に、入浴。
資料によると別所温泉の泉質は肌を溶かして古い角質層を軟化させ、その効用で肌がすべすべになるという弱アルカリ性の記述があった。
この湯は自分の体質に合っている。
これまで入浴した温泉の中でも5本の指に入るのでは。
広い露天風呂からは塩田平、上田市街を眺めながらゆったりくつろげる。
まさに極楽湯だった。
そうこうしているうちに15時過ぎになってしまった。
安曇野に訪れるのは10年ぶりくらいだろうか。
田んぼから見上げる北アルプスの燕岳、常念岳、蝶ヶ岳が迎えてくれた。
田んぼから見る山風景は変わらずだ。
今回で安曇野は4回目だろうか。
その分だけ土地勘があり、記憶で車を走らせる。
懐かしの穂高駅だ。
10年前に穂高駅前から早朝バスで燕岳登山口まで行き、燕岳に登った記憶が蘇る。
あれから10年経つのか。。
山に燃えたあの時代に戻りたいものだ。
さて今晩の宿は古民家の民宿ごほうでんだ。
過去に宿泊したことがあるので全体配置、展示品は覚えているぞ。
さぁ夕食バイキングで食べて食べて食べまくるぞ!
https://nagano-ueda.gr.jp/uedajo/
ごほうでん