2021年2月19日金曜日
今日から2日間快晴予報。
年休はたくさん残っているので、19日は年休取得して1泊2日で山登りを計画した。
今日は静岡県と山梨県の県境にある天子山塊の中心の標高1945mの毛無山に登る。
屏風のように大きくがっしりした山容は、さすがに日本ニ百名山、山梨百名山の貫禄だ。
歩行距離10km 標準時間は6時間30分の登山コースだ。
6時30分に毛無山駐車場を出発。
平坦な道を10分ほど歩くと、ほどなく登山口だ。
このあたりは、戦国時代に金の採掘があった場所のようで、その名残がいささか感じられる。
毛無山一合目の道標から急登の連続だ。
これでもかと、長い急登が山頂まで約3時間急登が続くので登りがいがあるが、少しキツイ。
一合目毎に高度差100m毎につけられており、アセビの目立つ樹林帯の急斜面を登り続ける。
8合目過ぎたところに富士山展望台に着き、富士山と駿河湾の絶景にしばし疲れを癒す。
9合目から雪の残る稜線に合流し、南アルプスを一望することができた。
ここから一気に登り、9時30分過ぎに毛無山山頂に到着。
山頂は他の登山者が見当たらず、貸切状態で存分に山風景を楽しむ。
山頂から先に進むと草原状態に入り、ここから見る富士山と駿河湾は今日一番のビューポイントだった。
ふわふわ感のある枯草に腰をかけて富士山と駿河湾を眺めながら山ランチを食べるのは最高の贅沢だ。
さすがに平日なので登山者は少ない。
風もなく、雲ひとつもない青空の下で枯草の上にしばし横になった。
とても気持ち良く寝れた。
11時過ぎに目が覚めて下山を開始する。
あの急登を今度は下るので膝がガクガクするが、慎重に降りて13時過ぎに登山口に戻る。
時間が余ったので久しぶりに千円札に描写されている富士山を眺める場所である、中之倉峠に登ろうと決めた。
登山口駐車場から本栖湖まで車を走らせ、20分ほどで中之倉峠駐車場に着き、そこから20分登ると中之倉峠に着いた。
紺碧な湖を湛える本栖湖に聳え立つ富士山は絶景だ。
千円札を取り出して目の前にある風景を見比べる。
全く完全無欠の絵だった。
隣に40歳過ぎの男性に写真をお願いしたら心良く応じてくれた。
いやー絶景ですねとお互いに声をかけてしばし風景を共有した。
三田村邦彦に似るイケメン風のこの男性は、コロナ禍で仕事を辞めて全国周遊しているのだとか。
お金はたくさんあるので、しばらくは全国各地に旅に出ており、百名山も40座踏破中だともいう。
百名山で共通の話題になり、その男性は北海道の利尻山が良い思い出になったみたいだ。
図らずもその男性から自分の愛用カメラの撮影時のピント合わせのスキルを教えてくれた。
おかげで人物と風景が同時に写真構図が浮き上がるような写真にしてくれた。
自分のカメラにもかかわらず、あまりピントボケは気にしなかったが、男性の指導のおかげで写真に対する取り組む姿勢が少し変わった。
男性の転職を祈りつつ、お礼を言ってその場で別れる。
次は河口浅間神社にある天空の鳥居に行く。
30分ほど車を走らせて目的地に着く。
青空と鳥居と富士山のコラボがいい。
ここは、2020年7月に公開されたばかりで禁止エリアもあり、山林整備中だった。
整備完了したら一気に人気がでて、間違いなく観光メッカになる場所になるだろう。
17時過ぎたので三つ峠グリーンセンターでひとっ風呂。
410円の入浴料はありがたい値段だ。
2時間ほどまったりする。
センター長の許可をもらって今晩は、三つ峠グリーンセンターで車中泊だ。
セブンイレブンで買った、まんぷくミックスグリルを食べて20時過ぎにシュラフに潜り込む。
さすがに富士山の麓だけに冷え込みが激しい。
ただ、山疲れと風呂上がりの心地良さが上回り、ほどなく眠りについた。
明日も快晴でありますように。
本日の歩行距離 10km 歩行時間 6時間
走行距離 121km
この登山口から出発。
急登が続く。
3合目から富士山とふもとっぱらキャンプ場。
いよいよ9合目
南アルプス一望。
毛無山から草原を歩いたら最高のビューポイントがありました。
富士山を見ながら下山です。
一番高い山が毛無山です。
朝霧高原からの富士山。
中之倉峠から本栖湖と富士山。
右から雨ヶ岳 ダイヤモンド富士が有名な竜ヶ岳。
天空の鳥居。
三つ峠グリーンセンターで入浴。
気持ちの良い温泉でした。
風呂上がりに明日の天気予報を確認。
明日も快晴でテンション上がる。
毛無山(三角点)・毛無山・大見岳 https://yamap.com/users/398749 #ヤマップ