2023年11月3日金曜日祝日
今日は3連休の初日。
天気は青空なので家に籠るのはもったいない。
お金かけないでどう過ごすか、熟慮した結果、地元の秋川丘陵散策に決めた。
久しぶりのロング散策コース。
散策時間は足に病を持っているので5時間計画。
なんとか無事に完歩できるのか。
まぁリハビリのつもりでゆっくり歩こう。
8時40分に自宅を出て秋川沿いに出る。
奥多摩の主峰である大岳山に向かってテクテク散策。
まずは網代、弁天山コースだ。
山田大橋から弁天山橋を渡ると右手に禅昌寺とお地蔵さんが並ぶ。ここは春になると桜🌸が綺麗なスポットでもある。
弁天山への登山口は鳥居⛩️が目印だ。
鳥居を過ぎると登山道となり、20分登ると9時30分過ぎに弁天山頂上だ。
見慣れた展望だが、気持ちがいいもんだ。
すると後ろから70歳過ぎの男性から声をかけられた。
地元(増戸)の方のようで自分も地元だと伝えると距離が近くなった。
その男性は郷土歴史を勉強しているようだ。
その男性から昔(大正)、自分の地元で坂本安兵衛さんがいたようで、当時の五日市鉄道開通の記念祝いとして各駅に桜木を贈呈した旨の説明を受けた。
自分が少しでも地域にお役に立てればと、YouTubeの増戸の桜を映像に残しているとのこと。
しかしながらその桜の木は虫食いの影響で年内に伐採するらしく心を痛めていた様子。
地域の風景を映像記録としてドローンを買って風景を撮っているとのこと。
地域に愛着心が強く、映像を残す情熱に頭が下がった。
弁天山から城山を歩き、10時20分に小峰公園に着く。
そこで金剛の滝、広徳寺コースのマップを入手し、次の目的地は金剛の滝に決めた。
小峰公園を出て右手に民家の庭にアップルパイと紅茶が並んでいた。
その民家の男性によると、このアップルパイはフランス🇫🇷から冷凍空輸で送られたとのこと。
そこまでやるかと思ったが、フランスに愛着心が強いみたいだ。
普段はサラリーマンであるが、週末は自宅の広い庭で野菜、チューリップを栽培したり、趣味で貿易をしてフランスの菓子などを取り寄せているようだ。
なかなかの好青年だ。今後の活躍を期待したい。
さて金剛の滝は思ったほど距離があり、アップダウンも何度かあったが、11時30分に金剛の滝に着く。
今年は猛暑のため水不足で滝の高さが低かったので少し残念ではある。
金剛の滝から広徳寺まではおよそ40分で着くが、途中でこの日一番の見晴らし展望があった。
武蔵五日市駅、秋川渓谷、山々が一望できるのでここでランチタイムすることにした、
ランチタイムが終わって再び歩き出すとまもなく広徳寺に着く。
イチョウは少し色づいているが、真っ黄色になるまであと、10日前後は必要だろう。
広徳寺の広い縁側で佇むと、静かに時が流れる実感が湧いてくる。気持ちいいレストタイムだ。
縁側は身も心も落ち着くなぁ。
日本の残された文化の一つと言っても過言ではないだろう。
広徳寺から武蔵五日市駅を過ぎ、睦橋街道をまっすぐ歩く。
14時過ぎあたりから少し左足が痛みだしてきた。
ペースを落としてゆっくり進む。
代継店オザムに立ち寄り、今晩の味噌漬け豚肉等を買う。
ようやく自宅に着いた。
21km 6時間40分完歩した自分の足に感謝したい。