2021年4月10日土曜日
今日は晴れ予想に気持ちが高ぶる。
作場平から山梨百名山である標高1959m笠取山へピストン計画。
作場平駐車場に車を停めて6時過ぎに登山開始。
沢沿いに軽快に歩くと一休坂分岐に差しかかり、迷わずヤブ沢峠を選択。
どんどん登るとヤブ沢峠を越えて笠取小屋に着く。
トレイルが白いが、どうやら昨日21時過ぎから雪が降ったようだ。
雁峠分岐で鹿さんに遭遇。
人慣れしているのか、逃げようとせずに自分をずっと見つめている。
鹿さんの顔は思った以上に愛くるしい。
しばらく草原を歩くと3つの川の分水嶺に到着。
3つの川とは、この峠の東側に降った雨は関東平野を潤す荒川となり、西側に降った雨は甲府盆地から富士山、太平洋に注ぐ富士川、南側に降った雨は多摩川となると案内看板に記されていた。
ちょっと感慨無量になり、記念撮影パチリ。
分水嶺から笠取山まで40分程度であるが、笠取山山頂までの登山ルートはエグいほど急坂。
急坂を登りきると、笠取山山頂からの景色は富士山、南アルプス、大菩薩嶺等大パノラマが待っていた。
下山は水干(みずひ)に行く。
ここで多摩川の最初の流れとなる湧水に出会う。
この流れは、水干沢、一ノ瀬川、丹波川となり、奥多摩湖に流れ込む。
奥多摩湖から名前を多摩川に変えて約138kmの長い旅で東京湾に注ぐと案内看板に記されていた。
水干の湧水を掬って飲むと、ひんやり冷たくて甘い。
多摩川最初の地点である水干で湧水を確認でき、感無量であった。
今日は天気に恵まれて富士山の眺望も素晴らしく、また、3つの分水嶺と多摩川源頭に立ち会うことができ、ナイスディだった。
帰りに山梨の勝沼で桃の花、カラフルなチューリップを見ることができ、最高の休日だった。
歩行距離 10.2km 歩行時間 5時間45分
作場平口から登山開始。
縦に伸びる杉の間を登ります。
笠取小屋に到着。
粉雪が残っていた。
鹿さん見つけた!
愛くるしい表情です。
なだらかな草原を歩きます。
3つの分水嶺です。
いよいよ笠取山に登ります。
かなり急勾配だぞ。
後を振り返ると北奥千丈ヶ岳、黒金岳、甲府盆地が見える。
笠取山山頂。
富士山絶景。
青空が眩しい。
ふあふあになりたい。
南アルプスも見える。
絶景に腕を組む。
ここが多摩川の源頭である水干。
多摩川の最初の湧水を見つけた。
冷たくて甘かった。
登山口まで下山します。
あの湧水が綺麗な沢水になります。
登山駐車場に到着。
お疲れ様でした。
大菩薩ラインを走ったら南アルプスをバックに桃の花が満開でした♪
勝沼のハーブ庭園でチューリップが満開でした♪