2021年4月11日日曜日
昨日は笠取山登頂して牧丘の道の駅で車中泊。
勝沼のローカルスーパーマーケットで「おふくろの家庭の味」を謳ったカレーライスを270円でテイクアウト。
舌ざわりに少しパンチのある辛味があり、美味だった。
今朝6時過ぎに小楢山登山口を出発。
天候は昨日より良さそうだ。
林道を50分ほど登ると、母恋し路と父恋し路の分岐に着く。
迷わず難路の父恋し路を選択。
ここから急登の連続であり、登山ルートが消えかかる箇所もあり、一瞬迷いが生じたがこんな時は無理をせずに元に戻る。
一呼吸して周りを見渡すと道案内のピンクテープがかすかに見えた。
ピンクテープを頼りにどんどん前へ進み石仏に一礼してさらに前進。
1時間30分経過後、白雲の滝に着く。
喉が渇いたのでコップで掬って飲む。
ひんやり冷たくて甘い。
滝水が補給源となり、登りエンジンに拍車がかかり、標高1673m大沢山山頂に着く。
富士山、南アルプスが良く見える。
大沢山から小楢山までは40分ほどで登頂。
山梨百名山である小楢山は、情報通り山頂が広く、またふわふわの枯草が覆っているので昼寝には最高の場所だ。
また、展望も富士山、南アルプス、三つ峠山、毛無山、大菩薩嶺等素晴らしい景色だ。
富士山を目の前にして30分ほど寝てしまったが、とても気持ち良かった。
下山ルートは母恋し路でのんびりと下山。
時間が余ったので残りの時間を観光に充てた。
甲斐が生んだ戦国時代の武将、武田信玄公の菩提寺である乾徳山恵林寺を観光。
折しも、今年は武田信玄公生誕500年、450回忌の節目のようである。
風林火山の文字が迫力ある大きさで玄関に飾られていた。
風林火山。
なんて響きのいい言葉なんだろう。
あらためて歴史資料を調べると、風林火山は「疾如風 徐如林 侵掠如火 不動如山」を略だそうだ。
「疾きこと風のごとし」
「しずかなること林のごとし」
「侵掠すること火のごとし」
「動かざること山のごとし」
あらためた風林火山の書を拝見する。
処世のヒントを得た感じがした。
歩行距離9km 歩行時間5時間17分
今日も抜けるような青空。
お天道さまに感謝です。
父恋し路と母恋し路の分岐。
迷わず左の難ルートである父恋し路を選択。
石仏に一礼して登ります。
どんどん登ります。
白雲の滝で休みます。
この滝水は冷たくて甘い。
屏風岩を通過します。
意外に手こずったが大沢山頭に登頂。
富士山絶景。
次は本命の小楢山に向かいます。
小楢山山頂。
甲府盆地と富士山。
富士山絶景。
三つ峠山、黒岳、御正体山、塩ノ山、塩山盆地。
大菩薩嶺も見えて
南アルプスも見えました。
小楢山山頂は小高い丘ですね。
ここで30分寝ちゃいました。
青空が無限に広いなぁ。
絶景に腕を組む。
下山は母恋し路で帰ります。
道標が手作りで愛着がありますね。
後を振り返ると小楢山があんなに遠くなりました。
登山口駐車場に着きました。
お疲れ様でした。
右の山が小楢山です。
参道は静かでした。
四脚門(赤門)を潜ります。
恵林寺の寺務所。
迫力がある風林火山。