2022年4月9日土曜日
ここのところ、かみさんサービスをしていないので好きな山梨百名山登山を断念して山梨県笛吹市、山梨市にドライブ。
この日の天気は雲ひとつなく青空満載のドライブ日和。
かみさんが午前10時に仕事を切り上げ、そのまま連れ出して山梨へ一直線。
中央高速道路は渋滞だったので八王子から甲州街道で相模湖まで走り、相模湖東インターから中央高速を走る。
かみさんが桃の花を見たいというので中央高速道路の、一宮釈迦堂パーキングで車を停める。
12時過ぎに当パーキングの裏口の階段から登ると、ほどなく眼前に桃の花が満開。
桃の花も見事だが、梅の花、菜の花、水仙も満開で一気に花園ムード。
思い起こせば息子が5歳、娘が3歳時に一度この桃源郷に来たことがある。
そうか、あれから20年経つのか。
今でも子供達が満開の桃の木を登った写真額が6畳一間に飾ってある。
なんか懐かしいけど歳月を感じるなぁ。
桃木間の農道を伝い歩き、民家を通り過ぎて農道を登りきると民家農園の看板が目についた。
入口看板に桃の花トンネルとあるが、文字通り桃の花トンネルで梅の花、菜の花等は青空に映えて異次元の世界に入り込んだ錯覚さえした。
小高い展望台からピンク一色の桃の花が広がり、南アルプス、奥秩父、大菩薩嶺、甲府盆地が見えて最高の景色だった。
かみさんが桜餅を買ってくれたので、雄大な景色を見ながら餡子を頬張る。
さすがに地元の桜餅は美味だった。
その後はかみさんが温泉に入りたいというので富士山が見える温泉に行こうと勘が働く。
温泉に立ち寄る前に笛吹川フルーツ公園に向かう。
一宮釈迦堂パーキングから川沿いに走り、ぶどう畑の登りを走ると25分程で着いた。
ここからは富士山をはじめ、左手から大菩薩嶺、小金沢山、大藏高丸、滝子山、黒岳、釈迦ヶ岳、滝戸山等が一望できた。
これらは全て登った山なので愛着を感じる。
笛吹川フルーツ公園はチューリップ、パンジー、菜の花、ネモフィラが咲き誇っており、見事な競演だった。
ついついシャッターチャンスに余念がない。
かみさんも負けじとシャッターを切る。
さてどんな出来栄えの写真なのか覗いてみると、なかなか構図が良く撮れていた。
かみさんはやっぱりセンスがある。
笛吹川フルーツ公園から10分ほどの山道を走ると、ようやく温泉♨️に着いた。
その温泉の名は「ほったらかし温泉」。
いったいぜんたい、なにをほったらかすのか。
温泉以外は何もないのか。
はてさて入口に立つと休憩所、数軒の食事処が完備しており、ほったらかし状態ではなかった。
管理人さんの話しによると、ここは標高700mの山頂で老人ホームを建設する予定だった。
躯を立てるために地面を掘作したら温泉が湧き出たので老人ホーム計画をやめて温泉に変更したそうだ。
当時は休憩所しかなかったらしく、その名残で「ほったらかし温泉」のネーミングにしたとのこと。
標高700m山頂からの露天風呂は富士山をはじめ、大菩薩嶺、小金沢山、大蔵高丸、滝子山、黒岳、釈迦ヶ岳、滝戸山、大栃山、、十二ヶ岳、節刀ヶ岳、鬼ヶ岳、王岳、毛無山等一望できた。
全て登った山だけに、この山風景を眺めながら温泉に浸かるのは最高の贅沢だ。
露天風呂と山風景の構図を写真を撮りたかったが、そこは自制心で我慢した。
約1時間30分浸かって山風景をしっかり脳裏に焼きついた。
今日は一日中、青空の下で満開の桃の花、梅の花、チューリップ、パンジー、ネモフィラを見れた。
締めは富士山を拝みながら温泉に浸かることができ最高の休日だと、かみさんが喜んでくれた。
久しぶりにかみさんサービスができて自分も心が満たされ良き休日だった。
それでは写真をご覧ください。
一宮釈迦堂パーキングの裏口から歩くと花満開
白桃瓶は品切れで残念
どうですか この青空とピンクの桃の花
ピンクと白の競演
民家農園の花見ルートに入ります
菜の花と桃の花トンネルは綺麗です
いい感じですね
感動するといつものポーズです
桃の花の向こうに南アルプスが見えます
奥秩父連峰も見えます
この絵が気に入ってます
一宮釈迦堂パーキングでした
笛吹川フルーツ公園の花も満開
チューリップ畑から富士山を望む
富士山をズームアップ
菜の花とチューリップの競演
ここはキャンプもできるのだ
いいね
実にいいね
癒されます
かみさんも楽しんでくれました
広い休憩所はかみさん一人占め
ほったらかし温泉の露天風呂からの展望はこんな感じで山を見渡すことができます
黒岳 釈迦ヶ岳 大栃山
富士山 十二ヶ岳 節刀ヶ岳 鬼ヶ岳 王岳
富士山 毛無山
以上が露天風呂からの山風景でした
ほったらかし温泉の入口です
あっちの湯とこっちの湯のネーミングが面白い。
今回はこっちの湯で浸かりました。
あっちの湯は朝日を眺めながら浸かることができます
営業時間は早朝から始まっています
食事処はあちこちあります。
人出もまぁまぁでした