2023年7月8日土曜日
今日は待ちに待った明大のゼミ先輩が経営している横浜の蕎麦屋に訪問する日だ。
これまでも行く機会があったのだが、野暮用で重なったりしてチャンスを逃した。
今度こそ大丈夫だ。
港区三田にあるかかりつけの病院で年に二回実施の定期検査を無事に終了。
会計を済まして時刻は10時30分過ぎでまだ時間があるので近くにある慶應義塾大学三田キャンパスに潜入。
かかりつけの病院の帰りに慶大三田キャンパスに立ち寄ることもあり、なんとなく全体像はわかる。
三田図書館旧館は国の重要文化財に指定されているが、今日は一般の方も入館できるみたいだ。
受付の方によると免震化工事を経て令和3年に展示館が誕生したが、折からのコロナ禍により開館が伸びて今日に至ったとのことである。
そういえばコロナ禍の数年間は、なにやら大掛かりの工事だったことを思い出した。
早速、展示館に入館すると福澤諭吉の若き時代の人物画があった。
常設展示室内は明治時代から伝わる歴史の雰囲気が漂う。
100点以上の資料が展示され、福澤諭吉の新生日本に対する熱きエネルギーを感じた。
同時に慶大の歴史を感じることができ、良き時間を過ごした。
さていよいよゼミ先輩のIさんの店に行かねば。
JR田町から品川で京急線に乗り換えておよそ30分くらいで生麦駅に12時15分に下車。
生麦駅は横浜の鶴見にある。
生麦のネーミングが妙に気になるが、その由来はなるほどと後でわかることになる。
生麦駅の階段を降りると目の前に先輩のお店が構えていた。
店名はそば晴⚪︎
ネーミングが少し変わっているが、記憶に留めるネーミングであることは間違いない。
店の入口前に自動販売機があり、メニューを確認しつつ、ミニカツ丼と蕎麦セットを選択し、暖簾を潜る。
とっさに「いらっしゃいませ」と威勢のある声が響く。間違いなく先輩の声だ。
席は10人程度のカウンターであり、客は7人ほどいた。
空いている席に座り、出された冷水をゴクゴク飲む。
先輩は所狭しに動き回り、蕎麦を茹でたり天ぷらを揚げたりでなかなか声をかけるタイミングが難しい。
それもそうだ、注文後にゼロから作りあげるので時間との競争なのである。
給仕する女性は先輩の奥さんのようだ。
待つこと20分ほどで注文したミニカツ丼と蕎麦が出された。野菜サラダも添えて彩りもいい。
ミニカツ丼はミニとは思えないほど、普通クラスのどんぶりで量は申し分ない。
半熟卵をかけたカツ丼は厚さもあり、食べ応えがある。蕎麦もコシがあり文句なしに美味い!
腹がいっぱいになり、満足だ。
時計の針が13時30分過ぎになるとお客さんが落ち着き始め、先輩の動作も緩くなった。
このタイミングしかないとカウンター越しに先輩に声をかけたが、誰あなた?みたいな感じで釈然としない。
そこでゼミの名前と自分の名前を告げると先輩の目が大きくなり、なにやら思い出してくれた。
えっ!あきる野からわざわざ来てくれたの?
今は仕事どうしているの?
この店は早いもので17年経つけどなんとかやっているよ!
ゼミのOB会は出席しているの?
山登りは 等
話が尽きなく盛り上がり、最後に先輩とのツーショット。
先輩は大変に感動してくれて嬉しかったなぁ。
なにせ35年ぶりの再会だからなぁ。
先輩、また食べに来ますね。
キリンビール横浜工場が近くにあると聞いたのでダメ元で工場見学をお願いしたところ、ちょうど当日キャンセルが出て運良く工事見学ができて幸運だった。
14時から15時30分のビール工場見学だ。
20人ほどの見学者と共にゾロゾロと歩き、ビール製造工程に沿ってガイドさんの説明を受けた。
なんとなくビールの製造工程がわかったところでお楽しみの飲み比べ一番搾りをゴクゴク飲む。
ふと先ほど下車した駅名を振り返る。
ようやく繋がりましたわ。
今日はゼミ先輩のお店とビール工場見学に訪問できて良き一日だったなぁ。
定期検査が終わり東京タワーを背後にトボトボ歩く
三田旧図書館
旧図書館に入ると大きなステンドグラス
若き頃の福澤諭吉
歴史を感じる展示室
明治時代の三田キャンパス
慶大の学生食堂である山食
閑静なキャンパスでした
久々の京急線に乗ります
生麦駅で下車
生麦駅前に先輩のお店が構えています
どれにしようかな
ミニカツ丼と野菜サラダ、盛り蕎麦
店内はこんな感じです
先輩とツーショット
キリンビール横浜工場に潜入
ビール🍺に囲まれてご満悦かな
ビールはホップと麦芽が生命線
見学者も熱心に聞いています
左が二番搾りで右が一番搾り
一番搾りの味が甘くてまろやか
お待ちかねの一番搾り
工場内に販売店があります
こぞって一番搾りを受け取りに並んでいます
ゴクゴクいきます
一番搾り、プレミアムの飲み比べ 美味い!
笑いが止まらない自分
最後にガイドさんと記念撮影。
楽しかった
また来ますね