2021年5月30日
3月より狙っていた百名山である標高2568m浅間山を5月30日に登ることを決めた。
週末の天気予報、積雪状況、家の用事等諸条件が整い、ようやくこの日を迎えて浅間山登山することができた。
とは言っても浅間山本来の山頂である釜山に登頂はできない。
理由は噴火警戒レベルに達しているので浅間山山頂登山禁止となっているからだ。
資料によると、気象庁より100年活動または1万年活動として特に高い、活火山としてAランクに指定。
685年から幾度となく繰り返し噴火。
最近は2019年8月に小規模噴火が発生し、浅間山の火口周辺警報が出て入山禁止となっている。
上述から浅間山の外輪山を縦走することにした。
外輪山とは、浅間山を目前にして標高2404m黒斑山(くろふやま)を中心にトーミの頭、2366m蛇骨岳、2319m仙人岳、2254m鋸岳を縦走することである。
現時点では黒斑山を登頂すれば百名山踏破に数えられることになっている。
好天にも恵まれ、午前6時40分に車坂登山口を出発。
登り開始後、1時間少々でトーミの頭、黒斑山山頂に着いた。
特に正面に見える浅間山は、山頂付近の火口から噴煙上がる活火山の迫力を堪能した。
蛇骨岳、仙人岳、鋸岳の縦走は、百名山である、四阿山(あずまやま)、苗場山をはじめ、志賀高原、嬬恋高原を眺めることができた。
登山者一人ひとりが笑顔で登っている光景に、こちらも嬉しくなる。
今日一番のハイライトは、外輪山縦走後、一気に下山して湯の平からトーミの頭への登り返しだ。
草すべりといわれているコースだけに、登るごとに登山道が見上げて高くなり、つい草を掴みたくなる急登の連続。
見上げる程遠いトーミの頭の山頂は、登るごとに徐々に接近。
標準タイム60分の急登コースを40分で山頂に到着。
この日2度目の頂上であるが、変わらぬ絶景に疲れも吹っ飛んだ。
待ち望んだこの日を選んで正解だった。
天気次第であるが、6月からは本格的な百名山ハンターになる幸先良いスタートとなった。
今日も良い時間を過ごすことができた。
お天道さまに感謝しています。
本日の歩行距離10.4km 歩行時間6時間19分
百名山85座 残り15座
日曜日だけにいつもより登山者が多く駐車場は満車。
午前6時40分より車坂登山口を出発。
アップした蓼科山です。
槍ヶ梢から見る浅間山です。
トーミの頭への登山ルートは、崖スレスレのやせたルートです。
トーミの頭山頂からの眺め。
左から黒斑山、蛇骨岳、仙人岳、鋸岳を縦走し、
湯の平まで降ります。
黒斑山を目指します。
黒斑山山頂。
浅間山山頂火口付近に噴煙が上がります。
蛇骨岳頂上。
嬬恋高原はキャベツが有名なんだよね。
仙人岳へ向かいます。
仙人岳山頂。
浅間山が間近に迫る。
トーミの頭、黒斑山、蛇骨岳を振り返る。
ずいぶんと歩いてきたんだ。
鋸岳山頂。
浅間山も手が届く範囲に。
山頂に立ちたいなぁ。
本当はここから浅間山に登りたいけど、立ち入り禁止の看板でやむを得ません。
鋸岳から一気に降りてしばらく草原を歩きます。
いい感じの黒斑山ですね。
けど、ここから登り返しするんです。
ヒェー!
まさに草すべりの急登の連続。
下を覗くと急勾配だとわかりますね。
まだまだ遠いトーミの頭。
どうです、この急勾配で目が眩みませんか。
2度目のトーミの頭の山頂に着きました。
また来るね。
上里町の国道沿いで見つけた大衆食堂。
税込290円でラーメン、カレーライスとは激安だ。
今度食べに行こうかな。