2022年1月2日
謹賀新年
2022年の登り初めは山梨百名山の石割山から平尾山、大平山縦走と年末から決めていた。
石割神社を6時30分過ぎに出発。
403段の石段を登りきると登山道に合流し50分足らずで山梨百名山の石割山山頂に到着。
石割山山頂からの富士山は絶景といいたいところだが、分厚い雲に覆われ富士山が見えない。
記念撮影は手短にして平野山、大平山へそそくさと歩く。
平野山、大平山ともに雲に覆われて富士山見えず。
胸中に絶望感が広がる。
初日から富士山が見えないままで終わるのか。
今年は試練の厳しい年になるのかと思いきや、9時過ぎになると大平山山頂から南アルプス方面は見えている。
雲が流れているのでいずれは切れて富士山が見えると判断した。
しばらく大平山山頂で待つことにした。
お隣に三脚台のカメラを構えて絶景写真を狙っている40歳後半の男性が寒さのあまり両手を擦って立っていた。
もう少しで富士山見えますかねと自分から声をかけた。
山頂の寒さに凍え、自分も両手を擦る。
すると男性から使い捨てカイロを差し出し使ってくださいという。
ありがたくもカイロを頂戴した。
その男性は神奈川から来たようで月に2回は山登りをしており、昨年は山形県にある鳥海山が良い思い出になったと言っていた。
30分ほどその男性と山談義した。
だが、肝心の富士山は見えないまま。
その男性は山頂で1時間ほど待っており、痺れを切らして平尾山に戻りますと言って山頂を後にした。
見えない富士山に愛想をつかし、自分も山頂を後に平尾山に向かう。
平野山へ戻る10分ほどで大平山山頂で山談義をした、あの男性が大平山に登り返ししていた。
理由を聞くと雲が切れて富士山が見えてきたのでもう一度大平山に戻るという。
確かに雲が切れて富士山が見えてきた。
じゃあ俺も大平山に戻ろうと息を切らしながら男性とともに登り返した。
11時過ぎに再び大平山山頂に立った。
すると突然雲が流れ始めて富士山が見えてきた。
昨年1月に大平山山頂から見たあの光景と同じだった。
男性も会心の笑みをこぼし、三脚台からの撮影に余念がない。
お互いに変わりゆく山景色に存分に堪能した。
その男性とはその場でYAMAPをお互いにフォローし合い、友人となった。
名前はTHOSHIさんといい、漢字からしてインパクトのあるネーミングで本当なのって感じだ。
これ以上はプライベートに係るので控えておくが、また再会しましょうと山頂で別れた。
その後は平尾山、石割山へ登り返した。
平尾山山頂、石割山山頂ともに、富士山周辺は青空が広がり、雲がなくなっていた。
山中湖畔に立つ秀麗な富士山は何度見ても見飽きない。
早朝の分厚い雲から青空に変わる天候の変化に驚く。
存分に青空に映える富士山を眺めて続けた。
2022年は幸先スタートがいい。
今日は我が母校がラグビー大学選手権準決勝に勝った。
9日決勝戦は必ず新国立競技場で応援し、3年ぶり日本一を見届けよう。
今年は良い年でありますように。
本日の歩行距離9.7km 歩行時間4時間
石割神社の石段は403段あります。
名前通り石割でかろうじて通過しました。
石割山山頂は雲に覆われて富士山見えません。
平尾山も富士山見えず。
平尾山から大平山へ歩きます。
大平山山頂からも富士山見えず。
南アルプス方面は晴れているので、もしかしたらの期待感が高まります。
そして一気に雲が激しく動く。
雲がスパーンと切れて富士山が姿を現す。
この絶景を待つこと1時間でした。
ともに登り返した男性の方。
絶景に見惚れていました。
青空に南アルプス。
さて平尾山に戻ります。
後ろ振り返る。
平尾山山頂までの急登。
平尾山山頂からの景色もいいんです。
いいね。
絶景に見惚れています。
石割山山頂は青空いっぱい。
早朝の分厚い雲がうそのようです。
絶景だなぁ。
竜ヶ岳、雨ヶ岳、毛無山。
また来ますね。
石割神社の403石段を慎重に降ります。
石割神社登山口に到着。
おつかれさまでした。