#165 2021年登り納め

2021年12月26日日曜日

年初から積み残された山を年内に登りたい山があった。
富嶽12景の高川山と九鬼山だ。
この山が山梨百名山であることはつい最近知った。
20年位前に登山雑誌で見た、富士吉田市街、富士五湖周辺の山を囲む富士山が印象的だった。

いつかは登りたいと思った山だったが、20年も経つとは。
今日はそもそも山登りの日ではなかった。
前日に家族と携帯電話料金プランの見直しをした。
本来は今日契約締結予定が昨日無事に契約が終わり、今日の予定が空いた。

よって今日は高川山、九鬼山へ行くことを昨晩に急遽決めた。

道の駅つるで車を停めて6時30分に出発。
先の車中泊の車は、霜が下りてカチンコ状態をよそに登山口に進む。
高川山の道標があったのでその登山ルートに乗って歩く。
まだ陽が低いので肌寒い。
登り1時間で体が温かくなり、ペースがあがってきた。

横を見ると分厚い雲がひときわ目立つのが気になる。
もしかしたら富士山はあの雲の中かと思うとテンションが下がり気味。

時間が経てば温度も上がり、そのうち雲が取り払われるだろうと勝手に想像しながら登る。
ようやく陽当たりのいい登山ルートに合流し、落葉を踏みながらワッセワッセと登る。

上空は青空いっぱいに広がっているのに何故、富士山方面が雲に覆われているのか。
富士山を気にしながら粛々と登り続けること1時間36分。

なにやら高川山山頂のようだ。
すると前方にドーンと秀麗の富士山が聳え立っているのではないか。
思わず歓声を上げて撮影に夢中になった。

あの時見た分厚い雲は富士山側ではなかったのだ。
やれやれよかったと胸を撫で下ろした。
登山雑誌で見た富士山全景は今も変わっていなかった。
富士山を見るとなぜウキウキ気分でテンションが上がるのだろうか。
まさに富嶽12景にふさわしい高川山だった。

その後は道の駅つるまで下山し、落合橋を渡って九鬼山に登る。
山頂直下の急登にやや苦戦したが、なんとか堪えて登頂。
前方に滝子山ハマイバ丸、大蔵高丸、白谷ノ丸、黒岳、小金沢山、雁ヶ腹摺山、百蔵山、扇山等一望できた。

これらの山は、今年の3月に滝子山を皮切りに全て登頂した山だけに感慨深いものがある。
まさに登り納めにふさわしい山登りだった。

今日の歩行距離14.9km 歩行時間5時間15分

 

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山梨百名山 高川山山頂からの富士山。
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アップすると迫力があります。
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絶景にいつものように腕を組む。
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何度見ても見飽きないなぁ。
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右は三つ峠山。今年だけで2回登りました。
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都留盆地と御正体山。
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杓子山。1月に登ったなぁ。

来年もカヤト原を伝って登ろう。
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これから正面に見える九鬼山を登ります。
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一旦平地に戻ったら目の前にブロッコリー畑が広がっていました。

ブロッコリー畑の向こうは雁ヶ腹摺山と白谷ノ丸が見えます。


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富士急行線を横切ります。

線路の向こうは富士山です。
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九鬼山山頂に到着。
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滝子山ハマイバ丸、大藏高丸、白谷ノ丸、雁ヶ腹摺山等一望できました。

これらの山は今年中に全て登ったぞ。
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九鬼山山頂からの富士山。
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先週登った百蔵山と扇山。
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山頂に赤いポスト📮があるなんて不思議だなぁ。