#114 地元のたい焼きは餡たっぷりだ

2021年1月23日土曜日

 

今日の雨は底冷えするほど寒い。

寒冷気がどっぷりと関東を覆う。

天気予報は雪情報だ。

 

久しぶりにたい焼きを食べたくなった。

地元あきる野では、名物のたい焼きだ。

いえいえ生魚ではなく、餡たっぷりのたい焼きだ。

 

JR五日市線秋川駅北口から徒歩2分に「あきる野ルピア」1階で、広場に面した店がある。

この店は、「ウッディセブン」という店でいつも行列ができるのだ。

餡をたっぷりと尻尾まで入っており、小麦粉はたい焼きの形をはみ出しての大サービス。

 

夫婦二人で店内を切り盛りする。

マスターの木村さんは70歳過ぎであるが、まるで精密機械のようにたい焼きを作る。

全て手作業で金型に小麦粉、餡を注入し、金型をひっくり返して手際よくたい焼きを作る。

一切無駄な動きが無いので、回転が早いのだ。

 

店に写真が展示されていた。

よく見ると、1975年に大ヒットした、「およげ!たい焼きくん」を歌った子門真人と並んで写っていた。

なにやらテレビ放映の写真だ。

46年前の写真なので流石にマスターもお若い。

 

ということは、46年間地道に黙々と、たい焼き一筋で仕事してきた職人なわけだ。

46年とは、頭が下がる思いだ。

 

地元では、たい焼きの神様と呼ばれている。

木金土日の午後1時から6時が営業時間。

一日500個限定販売。

10個、15個、20個と飛ぶように売れている。

これだけの餡がたっぷり入ってて、正規サイズを超えた大きさで130円とは安い。

 

この日は10人待ちで30分傘をさして並んだ。 

その味は熱々の餡がとろける甘さで、いつも変わらぬ味だった。

 

読者の皆さんも、あきる野の名物を是非とも味わってください。

 

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雨の中も行列ができる人気店。

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子門真人との共演写真。

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一切の無駄な動きがありません。

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見よ このたっぷり感の餡

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夫婦の連携は見事。

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正規サイズをはみ出す大きさです。

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餡たっぷりのたい焼きは美味い。