2021年1月23日土曜日
今日の雨は底冷えするほど寒い。
寒冷気がどっぷりと関東を覆う。
天気予報は雪情報だ。
久しぶりにたい焼きを食べたくなった。
地元あきる野では、名物のたい焼きだ。
いえいえ生魚ではなく、餡たっぷりのたい焼きだ。
JR五日市線秋川駅北口から徒歩2分に「あきる野ルピア」1階で、広場に面した店がある。
この店は、「ウッディセブン」という店でいつも行列ができるのだ。
餡をたっぷりと尻尾まで入っており、小麦粉はたい焼きの形をはみ出しての大サービス。
夫婦二人で店内を切り盛りする。
マスターの木村さんは70歳過ぎであるが、まるで精密機械のようにたい焼きを作る。
全て手作業で金型に小麦粉、餡を注入し、金型をひっくり返して手際よくたい焼きを作る。
一切無駄な動きが無いので、回転が早いのだ。
店に写真が展示されていた。
よく見ると、1975年に大ヒットした、「およげ!たい焼きくん」を歌った子門真人と並んで写っていた。
なにやらテレビ放映の写真だ。
46年前の写真なので流石にマスターもお若い。
ということは、46年間地道に黙々と、たい焼き一筋で仕事してきた職人なわけだ。
46年とは、頭が下がる思いだ。
地元では、たい焼きの神様と呼ばれている。
木金土日の午後1時から6時が営業時間。
一日500個限定販売。
10個、15個、20個と飛ぶように売れている。
これだけの餡がたっぷり入ってて、正規サイズを超えた大きさで130円とは安い。
この日は10人待ちで30分傘をさして並んだ。
その味は熱々の餡がとろける甘さで、いつも変わらぬ味だった。
読者の皆さんも、あきる野の名物を是非とも味わってください。
雨の中も行列ができる人気店。
子門真人との共演写真。
一切の無駄な動きがありません。
見よ このたっぷり感の餡
夫婦の連携は見事。
正規サイズをはみ出す大きさです。
餡たっぷりのたい焼きは美味い。