2020年12月13日日曜日
今日は11月15日丹沢山主脈縦走以来の山登りだ。
久しぶりの山登りに気持ちもルンルン気分だ。
山梨県の富士五湖である西湖湖畔にある標高1715m雪頭ヶ岳、1738m鬼ヶ岳、1623m王岳を縦走する。
歩行距離10km 6時間30分の日帰りコースだ。
このコースは今年の3月に登山したが、曇り空でガスに覆われ富士山の展望は無かった。
今日は好天予想であり、いわば雪辱戦でもある。
まずは雪頭ヶ岳の登山口である西湖湖畔にある、いやしの里根場駐車場より午前7時過ぎに発つ。
小沢に沿って進むと雪頭ヶ岳の道標を過ぎてから、およそ2時間の急登が待っていた。
ブナやアセビの樹林の間を登り続けると、少しずつ青空が出できて何やらホッとする。
予想通りの快晴になりそうだ。
さらにジグザグの急登を登り続けると、にわかに視界が全開となり、遮ることのない富士山が西湖の上に聳え立っていた。
水面に輝く西湖と富士山のコラボは風光明媚そのものだ。
この山風景を見たくて再チャレンジしたのだ。
3月の雪辱は晴らしたぞ。
さらに前へ進むと、ほどなく雪頭ヶ岳頂上立つ。
標準時間3時間を2時間で踏破した。
雪頭ヶ岳頂上からの展望も素晴らしく、河口湖、山中湖、南アルプスが見えた。
ここから眺める、西湖の上に立つ富士山も秀麗だ。
でもちょっと待てよ。
富士山は確かに綺麗は綺麗だが、何か物足りない感じだ。
それは何か?
雪冠、残雪がないじゃないか!
11月15日に丹沢山主脈縦走の時は雪冠がたっぷりあったのだが。
その日から安定した天気が続いて雪が溶けたようだ。
残雪のない富士山は少し魅力が落ちるなぁ。
まぁ富士山が見えただけで良しとしょう。
ここで30分ほどパノラマ展望を楽しむ。
雪頭ヶ岳から10分ほど登ると鬼ヶ岳頂上に着く。
鬼ヶ岳山頂からの展望も見事で、王岳への縦走コース、大菩薩嶺、三ツ峠、八ヶ岳、南アルプス、甲府盆地を眺めることができた。
十二分に展望を楽しんだ後は、鍵掛峠を経て繰り返すアップダウンの登山ルートに苦しみながらも、11時30分過ぎに王岳山頂に着く。
王岳のネーミングがいい。
縁起のいいネーミングの道標の前で記念撮影。
なにかこう、王者の風格が漂うような感覚だ。
来年はよい年になりそうだ。
王者の風格でライフを楽しもうぞ!
本日の走行距離 168km
雪頭ヶ岳頂上から西湖と富士山。
河口湖です。
雪冠がなくても富士山は偉大です。
王岳への縦走コース。
三ツ峠と黒岳。
以上が鬼ヶ岳山頂からの眺望でした。
富士山の上に不思議な楕円形の雲。
王岳山頂でのランチタイムは最高です。
登山口にある、西湖いやしの里根場駐車場付近です。
渋柿と瓢箪は風情があるなぁ。
眩し過ぎる青空の中で富士山を眺めながら歩くのは最高の一日でした。