2015年5月5日火曜日
大学時代の登山サークル部の旧友に誘われて男体山に登ることになった。
前日は中禅寺湖畔の菖蒲ヶ浜キャンプ場でテントを張り、夜遅くまでBBQを楽しみ、飲んで食べてよく寝た。
今日登る男体山は中禅寺湖北岸に位置する三角錐の形をした標高2486mの百名山である。
この日は男体山山開きを祝うかのように快晴である。登山口は、中禅寺湖畔に近い二荒山神社であり、標高差1200mの急登3時間30分に挑戦する。
一合目から急登の連続であり、平坦な道はない。
旧友の登りペースが早く、追い付くだけでもきつい。
5合目あたりから眺める中禅寺湖は、湖面の色がゆったりした濃い目のブルーに癒される。
8合目を過ぎたところで登山道を防ぐように残雪が積もっていた。
また、旧友の姿が見えないほど大きく引き離される。
残雪を踏み越え、9合目からの砂利気味の急登をしのいでなんとか頂上に立つ。
旧友に遅れてコースタイム1時間オーバーの惨敗である。
体が鉛のように感じ、足が鉄鎖に繋がれるように感じるようでは今後の百名山登山は厳しいと猛省する。
そして決意した。
体重91kgを80kgに減量すべく食生活を見直し、かつ、体を鍛え直してコースタイムを30%に短縮するスリムな体に生まれ変わることを誓うのだった。
中禅寺湖畔の菖蒲ヶ浜でまったり。
二荒山神社が登山口です。
一合目から急登です。
急登の途中から中禅寺湖を見下ろす。
残雪はかなり深かった。
ようやく頂上に着きました。
頂上からの眺望です。尾瀬ヶ原、至仏山、燧ヶ岳が見えます。