#22 雪山のリベンジ果たしたぜ!

コロナによる外出自粛でどこにも行けず、過去の回想をブログに残す。

2019年5月3日金曜日
四国8日目
車窓に陽光が入ってから瞼が熱くなり目が覚めた。外を見ると登山者達が嬉々として歩いているのを確認した。
スピーディーに身支度をして朝7時過ぎに見ノ越登山口を出る。

今日の天気予想は快晴であり、青空一面に広がっている。早くも標高1955m剣山頂上からの展望を描きながらウキウキ気分で快調に登る。
どの登山者も快晴のせいか、表情が底抜けに明るい。一昨日までは3日間お天道さまがお見えになっていなかったので今日の天気はありがたい。

順調に登り行く登山者をごぼう抜きで飛ばし、はやる気持ちをおさえてしっかりステップを踏む。
気がついたら一滴も飲まず、小休止しないまま、9時30分過ぎに剣山頂上に立つ。

猛吹雪で視界ゼロだったあの日の頂上は、こんなパノラマ展望だったのだなぁと感慨深く眺めた。
剣山国定公園の名前に恥ない見事な展望だ。
深田久弥百名山に指定した理由がわかる。

対面に標高1930m次郎及がいい形の山容だったのでマップを見ると片道1時間だったので登ることにした。
登り坂は結構な急坂で少し苦しめられたが、無事に到着。ここからの剣山への眺めもナイスだ。
本ブログのアイコン画像はこの眺めをエントリーした次第だ。

心ゆくまでパノラマ展望を堪能し、12時過ぎに登山口見ノ越駐車場に戻り、つるぎの宿 岩戸で入浴する。
眼下に貞光川渓流を見ながらの露天風呂に疲れを癒す。まだ昼飯食べていないので国道438号を進み、道の駅「貞光ゆうゆう館」で徳島名物の素麺を実食した。
本場の半田素麺はツルツル感まる出しで美味だった。

その後は国道32号で高松駅に向かい、駅周辺を1時間散策後、今晩の車中泊である、徳島の道の駅「第九の里」に19時過ぎに着いた。
コンビニの弁当を食べて仮眠した。
仮眠の理由はGW渋滞を避けるために深夜0時に出発するからである。

翌日4日の深夜0時30分過ぎにエンジンを吹かし、ハンドルを握る。鳴門大橋を抜けて名神を走り出したあたりは、結構な車が並んで走っていた。
渋滞まではいかなかったが、深夜に帰ることを考えるのは皆さん同じだ。
ほどなく名古屋を抜け出して中央道に入るといよいよ自宅が近くなることを実感する。

自宅に着いたのは午前9時30分過ぎだった。
安全無事故で戻れて良かったとほっとして久しぶりに布団に潜って深い眠りに入る。

今年のGWは四国旅で満足するひとり旅だった。
このひとり旅を行かせてくれた、かみさんに別の形で感謝を表したいと思う。

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また来るぜ。剣山よ。四国よ。
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この半田素麺のツルツル感がたまらないね。土産に買ってしまうほど美味だった。