#107 JohnとYokoの展示会に大興奮

2020年12月21日月曜日

 

今日は会社を休んで事前に予約した都内の病院で定期診断を受ける。

結果は良好であり、胸を撫で下ろした。

 

11時過ぎに会計を終えて時間が余ったので、いつものようにブラリ都内散策をすることにした。

事前情報として六本木でエキサイティングな展示会があるというので六本木までテクテク30分歩く。

 

そこはジョンレノンとオノヨーコをフォーカスした、「DOULE FANTASY」をテーマにした展示会だった。

会場はソニーミュージック六本木ミュージアム

平日だったこともあり、人混みは少なく密は避けられたが、土日は人混みが凄いと受付の方から訊く。

 

会場内は、年代別にジョンとヨーコの生い立ち、2人の出会い、音楽活動を通じた平和運動、息子のショーンの紹介などパネル写真、映像が繰り返し流れていた。

特に興奮したのは、有名なアムステルダムのベットインでジョンが歌い上げたギターがサイン入りで展示されていたこと。

名曲イマジンのジョン自筆の歌詞が展示されていたこと。

ジョンが5年かけて手に入れたグリーンカードアメリカ永住権)が展示されていたこと。

 

今年はジョンの生誕40周年、没後40周年の節目であり、オノヨーコが東京開催を決めたそうだ。

初回はジョンの生まれ故郷であるリバプールで開催され、累計70万人動員されて高評価だったので、東京開催になったそうである。

 

とても見応えがあった。

自分は、ビートルズ、特にジョンレノンのファンで高校時代は、友人と身振り手振りでジョンレノンを真似してよく競ったもんだ。

通学前は必ずジョンの曲をパイオニア製のステレオでレコードで聴いてから通学した。

すっかりジョンレノンになりきってしまったのだ。

 

そして悪夢の1980年12月8日。

突然の糾弾で倒れた。

まだ40歳の若さだった。

その時の自分は19歳で浪人生だった。

大学受験前の1番焦る時期に、よもやのアクシデントで狼狽したことを昨日のように覚えている。

 

親の影響なのだろうか、大学4年になった娘もジョンレノンのファンだ。

本展示会に行くことを知った娘は、ジョンのティシャツが欲しいという。

クリスマスプレゼントとして買ったら娘は小躍りして喜んだ。

娘はいつまでも娘でかわいいものだ。

 

少し横道が逸れた。

ジョンとヨーコの展示会に満足した自分は、六本木ヒルズから新国立美術館に立ち寄り、1時間程絵画鑑賞する。

その後は、青山中央霊園、根津美術館、青山学院、渋谷駅までテクテク歩く。

 

渋谷駅前の渋谷スクランブルビルに立ち寄り、14階でNHKプラスクロスSHINUYAを見学。

テーマはコロナ禍のクリエーションであり、コロナ禍を生きるヒントを見つけてほしい旨が趣旨だった。

すずきならさんの黒板アートは見応えがあり、圧巻だった。

 

コロナよ さっさと消え去れ!

 

14階の展望所から一面に広がる大都会に向かってマスク越しに自分は叫んだ。

 

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ジョンとヨーコのサイン入りのギター。

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ジョンの魂 自筆の歌詞に興奮。

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これは珍しいジョンのイラスト付きの日本語学習。

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会場内の土産ショップ。

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六本木ヒルズのクリスマスツリー。

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新国立美術館

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渋谷スクランブルビルです。

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黒板アートは圧巻でした。

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渋谷スクランブル14階からの眺めです。

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渋谷駅前のスクランブルは、今も昔も変わっていませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

#106 関東平野一望に感動

2020年12月19日土曜日

 

今日も快晴。

自分にとっては、関東の百名山としてラストとなる茨城県にある標高877mの筑波山に登ることにした。

自宅を5時過ぎに出て圏央道常総道を走ると途中から地平線より朝日が昇り、前方に筑波山がどっしり構えていた。

 

常総インターを下りて筑波山神社入口付近で車を停めて登山口を8時過ぎに発つ。

筑波の名物なのか、ガマの油や置物を販売している土産物屋が目につく。

筑波山神社の境内を抜けて白雲橋コースが本格的な山登りとなるのだが、意外にきつい。

ゴテゴテの岩が多く、目のやり場に少し疲労する。

徐々に登り詰めると、奇岩、巨岩が多く見受けられる。

筑波山のパワースポットと称される 弁慶七戻り、母の胎内くぐり、大仏岩等奇岩が続々と現れる。

奇岩を鑑賞しながら稜線を登ると筑波山の最高峰標高877m女体山山頂に10時過ぎ着く。

女体山山頂からの眺めは、霞ヶ浦、大洗、太平洋、富士山、筑波学園都市等関東平野を一望できた。

標高877mのわりには、眺望が抜群にいい。

コロナ禍で普段より登山者が少ないが、3密までいかないので程よく良い。

なぜ筑波山百名山にエントリーされたのかわかるような気がした。

 

女体山があれば男体山もあるわけで30分ほどで標高871m男体山山頂に着いたが、展望は大したことはなかった。

ケーブルカー山頂駅の御幸が原から猛ダッシュで1時間10分を45分で筑波山神社に下山する。

今日はゆるゆる登山であったが、たまにはゆっくり登山もいいだろう。

来週はどこへ登ろうかな。

 

百名山84座 残り16座

歩行距離6km 4時間

 

 

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常総インター付近の高速道路から正面の筑波山と朝日に向かって走ります。

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筑波山神社は風格がありました。

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いよいよ左の登山ルートから登山開始です。

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奇岩が続々と。上の写真は弁慶七戻りです。

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百名山筑波山山頂です。

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霞ヶ浦の先は犬吠碕です。

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大洗海岸と太平洋。

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富士山も見えました。

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石を投げてガマ岩の上に乗せると金運がよくなるとか。 ジャンボ当たりますように。

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男体山山頂

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ケーブルカー山頂駅にある御幸が原の土産物店は閑散としていました。

コロナ早く終息しますように。

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山麓から見上げる筑波山

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下妻市にある砂沼公園からの筑波山です。

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北海道のコンビニであるセコマート発見!

めっちゃ嬉しかった!

9月に3週間北海道旅でお世話になったパスタが懐かしく、つい買っちゃいました。

関東エリアのセコマートは茨城と栃木の一部しかないらしい。

京進出が待ち遠しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

#105 雪冠よ 出てこいや!

2020年12月13日日曜日

 

今日は11月15日丹沢山主脈縦走以来の山登りだ。

久しぶりの山登りに気持ちもルンルン気分だ。

 

山梨県富士五湖である西湖湖畔にある標高1715m雪頭ヶ岳、1738m鬼ヶ岳、1623m王岳を縦走する。

歩行距離10km 6時間30分の日帰りコースだ。

 

このコースは今年の3月に登山したが、曇り空でガスに覆われ富士山の展望は無かった。

今日は好天予想であり、いわば雪辱戦でもある。

まずは雪頭ヶ岳の登山口である西湖湖畔にある、いやしの里根場駐車場より午前7時過ぎに発つ。

小沢に沿って進むと雪頭ヶ岳の道標を過ぎてから、およそ2時間の急登が待っていた。

 

ブナやアセビの樹林の間を登り続けると、少しずつ青空が出できて何やらホッとする。

予想通りの快晴になりそうだ。

さらにジグザグの急登を登り続けると、にわかに視界が全開となり、遮ることのない富士山が西湖の上に聳え立っていた。

 

水面に輝く西湖と富士山のコラボは風光明媚そのものだ。

この山風景を見たくて再チャレンジしたのだ。

3月の雪辱は晴らしたぞ。

さらに前へ進むと、ほどなく雪頭ヶ岳頂上立つ。

標準時間3時間を2時間で踏破した。

 

雪頭ヶ岳頂上からの展望も素晴らしく、河口湖、山中湖、南アルプスが見えた。

ここから眺める、西湖の上に立つ富士山も秀麗だ。

 

でもちょっと待てよ。

富士山は確かに綺麗は綺麗だが、何か物足りない感じだ。

それは何か?

 

雪冠、残雪がないじゃないか!

 

11月15日に丹沢山主脈縦走の時は雪冠がたっぷりあったのだが。

その日から安定した天気が続いて雪が溶けたようだ。

残雪のない富士山は少し魅力が落ちるなぁ。

まぁ富士山が見えただけで良しとしょう。

ここで30分ほどパノラマ展望を楽しむ。

 

雪頭ヶ岳から10分ほど登ると鬼ヶ岳頂上に着く。

鬼ヶ岳山頂からの展望も見事で、王岳への縦走コース、大菩薩嶺、三ツ峠、八ヶ岳南アルプス甲府盆地を眺めることができた。

 

十二分に展望を楽しんだ後は、鍵掛峠を経て繰り返すアップダウンの登山ルートに苦しみながらも、11時30分過ぎに王岳山頂に着く。

王岳のネーミングがいい。

縁起のいいネーミングの道標の前で記念撮影。

なにかこう、王者の風格が漂うような感覚だ。

 

来年はよい年になりそうだ。

王者の風格でライフを楽しもうぞ!

 

本日の走行距離 168km

 

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雪頭ヶ岳頂上から西湖と富士山。

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河口湖です。

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雪冠がなくても富士山は偉大です。

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王岳への縦走コース。

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甲府盆地南アルプス

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三ツ峠と黒岳。

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甲府盆地八ヶ岳

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秩父連峰と大菩薩嶺

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以上が鬼ヶ岳山頂からの眺望でした。

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富士山の上に不思議な楕円形の雲。

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王岳山頂でのランチタイムは最高です。

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登山口にある、西湖いやしの里根場駐車場付近です。

渋柿と瓢箪は風情があるなぁ。

眩し過ぎる青空の中で富士山を眺めながら歩くのは最高の一日でした。

 

 

 

 

 

#104 逆転連覇

2020年12月6日日曜日

今日は待ちに待った、東京の青山にある秩父宮ラグビー場で開催される、関東大学ラグビー対抗戦 第96回の早明戦

ここまで全勝だった早稲田と既に1敗を喫した明治。

どちらかが勝てば優勝という大一番だ。

 

先日の帝京大学戦と同じように、大学時代のクラス仲間と12時神宮外苑で集合。

明治勝利を前祝いに一杯飲み、今日の試合のポイントを論じる。

結論は絶対に勝つという気持ちが優る方が勝つだろうということだった。

ラグビーは、スキル、理論も重要であるが、絶対に勝つという気持ちが大きなウェートを占める。

不利といわれたチームが勝つのはこの理由にある。

 

コロナ禍で約1万人超の観衆が秩父宮ラグビー場で大一番の試合を見守る。

コロナ禍でラグビー界も大きな打撃を受けた。

大学チームは春季大会、夏合宿が自粛され、感染で余儀なく練習、試合が中止となる大学もある。

このような情勢の中で伝統の一戦である早明戦が見れることは幸せなことである。

 

14時キックオフして試合開始。

いつもの明治はエンジンのかかりが遅く、スロースターであるがこの日は違っていた。

 

絶対に早稲田に勝つという気迫が凄まじく、フォワード、ラインアウト、接点の激しさ、厳しさで終始早稲田を圧倒して安心して試合を見れた。

箸本主将の先制トライでリズムに乗り、そのまま優位に試合が進み、終わってみれば5トライの34対14圧勝。

下馬評で早稲田有利を見事に覆し、2年連続対抗戦逆転連覇、18回目の優勝を成し遂げた。

 

キーマンの山沢君は怪我で出場出来なかったが、山沢君の穴を埋める気持ちがチームの気迫から感じる。特に4年生の団結力が素晴らしく、良いチームに仕上がっていることを頼もしく感じた。

この調子で大学選手権も優勝奪還してほしい。

 

試合後は、神宮外苑で仲間と優勝祝杯をあげる。

早稲田に勝っての優勝は格別な味だ。

激戦を制した後輩たちに拍手を送りたい。

 

素晴らしい早明戦 ありがとう。

 

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素晴らしい早明戦ありがとう。

大学選手権も楽しみです。

 

#103 都心ブラリ散歩 駒込 巣鴨 日比谷 赤塚

アーカイブ
2018年11月23日

11月23日は勤労感謝の日
予想通り好天である。
今日は板橋区の赤塚でお好み焼きを経営している山友に行くことになっている。
19時集合とメールが来た。

山梨県にある大菩薩岳を登って富士山を仰ぎたかったが、今さら断るわけにもいかない。
暑気払いは無念の欠席をしたのだから。。

11時30分に駒込駅を出発し六義園に向かう。
徳川綱吉を仕えた柳沢吉保が、元禄時代に建てた和歌の趣味を基調した大名庭園だとパンフレットに記されていた。
明治時代に三菱の創業者である岩崎氏の別邸となり、昭和初期に東京都に寄付されて国の特別名勝に指定される。
その変遷が興味深い。
紅葉がマッチングして庭園の美しさを一層引き出していた。

次に旧古河庭園に行く。
大正初期に建てられた和洋折衷の庭園だ。
石造りの洋館が、庭園の華やかさを演出。
池に映える紅葉は、目に沁みて美しい。

2大庭園の紅葉に満足した後は、著名人が眠る染井霊園を行く。
そこで髙村光太郎の墓石に目が止まる。

髙村光太郎といえば、「道程」の詩を思い出す。

この広大な地を一人立ちにさせた偉大な父よ。
この遠い道程のため。
この遠い道程のため。

今でもこのフレーズを諳じて言えるぞ。
この偉大な詩を作った偉人に感謝の意を込めて手を合わせて合掌。
一礼して巣鴨地蔵通商店街へ。

塩大福の元祖とある、店の前はかなりの行列。
30分待ちのようなのであきらめて先に進む。
尊皇志士46人タイトルに釘付けになる。
そこは、慶応元年1865年に撮影された勝海舟坂本龍馬伊藤博文等歴史に名を残した志士が並んでいた。
よくぞ残っていたって感じだ。
これは掘り出し物なので写真をパチリ。

次に魚河岸祭り開催の日比谷公園へ。
そこは、身動きできないほど混雑して前へ進めない。
榊原郁恵の息子である渡辺裕太が、食レポを中継中。
隙を狙って自撮りの協力してもらう。
ファンサービスもよく爽やかな好青年だ。
きっと、郁恵ちゃんの躾がいいのだろう。

そうこうしているうちに板橋の赤塚にあるお好み焼き店「みりおんばんぶー」にギリギリ19時に着く。
山仲間は、20人ほど集まったようだ。
さすがにオーナーの人脈だ。
大阪から駆けつけた、バンドマンがボルテージを上げて歌うシーンは、皆ノリノリで最高潮だった。
お互いに山レポ、登山状況を確認し合って忘年山行でまた会いましょうとなった。

なんだかんだで楽しい都心ブラリ散歩だった。

本日の歩行距離 18km


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六義園の見事な庭園。
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旧古河庭園の紅葉も綺麗だった。
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染井霊園への道。
ここあたりの桜はソメイヨシノの発祥です。
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染井霊園の入口です。
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巣鴨地蔵通商店街は人が多く賑やかな通りでした。
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尊皇志士46人の写真です。
相当な大物が写っており、貴重は写真です。
よくぞ残っていたって感じです。
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駒込の塩大福はかなり有名らしいです。
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裕太くん 頑張れよ!
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板橋区赤塚にある「みりおんばんぶー」のお好み焼きは美味かです。


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#102 都心ブラリ散歩 両国 柳橋 鳥越 日本橋

アーカイブ
2018年11月17日

旧安田庭園でパン一切れ食べていざ出陣。
今日の最終ゴールは、日本橋16時待ち合わせに間に合わせることである。

両国にある旧安田庭園を12時30分に発つ。
緩やかな温暖の下で快適に歩を進めると左側に懐かしの両国国技館が聳え立っていた。
今は九州場所故に人もまだらである。
どこかの格闘技チケット販売か、数人並ぶ。
格闘技参加者をバックに思わず右手拳を握り、ガッツポーズを決める。

両国駅の中にある販売店をくぐると目の前に土俵が広がっていた。
大相撲のムードを醸し出している。
大関の霧島のちゃんこ鍋店があった。
食べもしないのに、図々しく優勝盾霧島をバックに記念撮影。

さらに前を進めると通り沿いにブロンズ像の力士像が並んでいて、歴代横綱の手形レリーフがあった。
自分の手形は、千代の富士と同じだった。

次に勝海舟の生誕地碑を行く。
そこは、勝海舟の経歴、年表のプレートが飾られていた。
一字一句を追うにつれて勝海舟の成し遂げた偉業にあらためて感銘を受けた。
自分の利益を追わずに国全体を考えて行動する人間はスケールが違うと感じた。
自分の卑称さを恥じいた。

一礼して吉良上野介義央 邸跡を経て回向院に入る。
そこは、大泥棒の鼠小僧である次郎吉の墓があった。
一説によると、墓石を削り欠片を持ち歩くとご利益があるという。
真似して削り、右手に欠片が付着した。
どうか株が儲かりますようにと心の中で念じる。

そこから浅草橋問屋街を通り、蔵前交差点の脇に伊能忠敬が測量を学んだ浅草天文台跡に着く。
プレートの説明によると、緯度1分を実証するために自宅にある深川からこの地まで日々歩き続けたという。

55歳から始めた凄い執念である。
情熱は、歳をも優ると感じた。

一礼して鳥越神社を経て鳥越おかず横丁に着いたが、悲しいかな閑散としていた。
右手に手羽肉を頬張りながらルンルン気分で歩きたかったので期待はずれだった。

通りすがりの人に訊いたら、夕方5時過ぎに界隈が賑やかになるという。
そうか、そういうことか。
また来よう。

首都高速道路沿いに秋葉原、神田を横目に、目的地の日本橋にたどり着いた。
途中で魚河岸祭りの情報を得たので次回も都心散策の楽しみが増えたこと嬉しい限りである。

歩行距離 9km 3時間30分

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旧安田庭園から出発します。
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両国国技館前です。
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大関霧島の優勝盾です。
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横綱千代の富士の手形。
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勝海舟の生誕地です。
下町出身だとは知りませんでした。
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吉良上野介義央の邸跡です。
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柳橋は風情がありました。
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鳥越のおかず横丁は夕方5時がおすすめです。
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蔵前にある浅草天文台跡。


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#101 登山より厳しい難コースに大苦戦

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2018年11月2日

11月2日は、会社が休みなので久しぶりに百名山に挑戦する。
群馬県片品村にある標高2143mの皇海山(すかいさん)だ。
スカイと読むネーミングが気に入ってるが、この山はなかなか登る山が難しい山である。

理由は、台風による土砂崩れで度々通行止めになり、道路整備等で3週間通行止めは珍しくない。
この林道は栗原川林道といって、悪名高き難道路でドライバー泣かせの悪路である。
延々と続く林道は、登山口まで20kmもあり、道路幅が狭く対向車とすれ違うことが難しい。
ほぼ一方通行といっても過言ではない。

また、待避所が3箇所しかない、無舗装道路状態でもある。
土砂崩れの生々しい跡が所々に散見される。
極めつけは、尖った石が悪路に散りばめられており、いかに避けて通るか、かなりの神経を使う。

まさにパンクと狭いカーブを意識しながらの運転となり、速度も10km以下のスローである。
不幸にしてパンクした場合は、自力でスペアタイア交換となる。
電波も届かない奥地なので携帯電話も使用できないので保険会社にも連絡できない状況。

心理的にパンクに対する恐怖に追い込まれ、速度10kmから20kmに落としながら走り続けるのに相当な神経をすり減らし、辺り一面の重層な紅葉を楽しむ余裕が全くないのである。
あまりの緊張感で立ち小便は5回用を足したことが何よりも物語っている。

前日の現地の沼田市役所に道路状況を確認し返った言葉はこうだ。

3週間ぶりに開通したものの全く予断できない。
とにかくパンク被害に合わないよう、運転を過信せず根気よく速度を落として運転してください。

この言葉が耳から離れない。
なおも恐怖との戦いは続く。
なんとしても登山口駐車場にたどり着くまでは。。

2時間経過後、無事に目的地に着く。
予想よりも1時間遅れて9時40分からの登山開始となったが、好天と紅葉に恵まれ、一時の恐怖感を忘れて順調に12時過ぎに皇海山山頂に着く。
山頂は、樹林に囲まれて展望はない。
しかしながら登山途中で見事な紅葉と著名な百名山を眺めることができたので満足だ。

帰りもあの悪道路である栗原川林道を2時間20分くぐり抜けてなんとかパンクは回避できた。
帰る途中に沼田市の望郷の温泉とかいう日帰り温泉でまったりする。
あの恐怖感と疲労感をそぎ落とした。
露天風呂から皇海山方面に視線を移す。

山の彼方に一番星が燦々と輝いていた。

本日の走行距離 336km


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栗原川林道のトンネルからの紅葉がさえている。
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皇海山頂は少し雪がありました。
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下山途中の静かな木立に安らぐ。
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この悪路は2度と走りたくありません。


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#100 東京六大学野球 交流会

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2018年10月20日土曜日

今日は明治神宮球場 六大学野球で立教に3対1で勝利。
神宮を後にして予定通り池袋に14時30分に うどんの立山 にて立教校友会と懇親会を実施。

うどんの立山のオーナーは、立教大学野球部OBで巨人軍でピッチャーをやっていた横山さんである。
お店が横に傾かないように店名を立山にしたというのがおもしろい。
お店の中に長嶋さんとツーショットの写真が飾られていた。

毎年秋リーグ戦で立教1回戦後に池袋で開催する交流会も今年で8年目を迎える。
いわゆる東京六大学野球明立戦応援観戦と観戦後の池袋立教会との懇親会で、今年の幹事当番は、立教で来年は明治の交代制だ。

懇親会の出席者は、立教池袋校友会が13人、明治豊島校友会14人合計27人の参加者だった。
ひとり30秒の自己紹介を終えた後はフリートーク

皆、母校愛が強い。
お互いにリスペクトしている。
とても良い雰囲気だ。
明治と立教は相性がいいと感じた。

最後に今日勝利した明治が先に校歌を斉唱。
次に立教が校歌斉唱してお互いにエール交換をした。

明治と立教は、永遠に不滅です。

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華やかな立教大学キャンパスを散策。
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お店に飾られていた長嶋さんと横山さん。
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和やかに歓談。
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最後はエール交換してお開きでした。

#99 都心ブラリ散歩 池袋 目白 早稲田

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2018年10月13日土曜日

今日は、池袋、雑司が谷護国寺、目白、早稲田、高田馬場とブラリ散歩。
どこもあてもなく、スマホナビを使わないで、市販のガイドマップに沿って歩く。

午後12時30分過ぎに池袋駅東口を出発。
池袋のサンシャインは、初めて行ったが、北海道物産展が開催され、名物の郷土料理がところ狭しと並んでいた。
やはり北海道はいい。
来年夏は北海道百名山に挑戦しよう。

賑やかな池袋の繁華街から抜け出し雑司が谷にたどり着く。
静かな霊園を横断すると、ひときわ目立つ墓石があった。
そこは夏目漱石の墓石であることに気づき、手を合わせて合掌。
幼少時に読んだ小説が少しだけ蘇った。
一礼して次の護国寺に向かう。

ここは、真言宗豊山派大本山大隈重信山縣有朋が眠っている著名な寺みたいだが、たいして心にとどめるものはなかった。
さて、ここからお茶の水女子大学経由で巣鴨に歩くか迷ったが、大隈重信が引っ掛かり、目白通りを抜けて早稲田大学にたどり着く。

早稲田大学は、大学受験以来なのでおよそ39年ぶり?
うっそー!
そんなに年取ったって感じだ。

早稲田大学キャンパスも女子学生もキレイだった。
お腹すいたので学食を探そうと、通りがけの女子学生に声をかけた。
すると少し訛りのある日本語がかえってきた。
訊くとネパールからの留学生だ。

自分が大学生の時にカトマンズ、ポカラに旅したことがあると話したら小躍りして自分はポカラ出身だという。
今は大学院生のようだが、家は裕福だろうと勝手に想像しつつ、途中まで生協学食を案内してくれた。
残念ながら学食は営業終了だった。

大隈重信銅像をバックに記念撮影を納めた後は、喧騒な高田馬場をヘトヘト歩いた。
気がついたら、5時間のブラリ散歩だったが、妙な出合いもあったし自己満足できた都心散歩だった。


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私学の雄 早稲田大学キャンパスに立つ。
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早稲田界隈の明治大学現代マンガ図書館に立ち寄る。
1920年から最新のマンガまで約18万点を超える資料を収蔵。
まさに国内最大級のマンガ蔵書数だった。

歩行距離 8km 5時間


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#98 怒涛の5連続トライ

2020年11月22日日曜日

今日は久しぶりに大学時代のクラスの旧友に会う。
目的は、関東大学ラグビー対抗戦試合を観戦するためである。

東京の信濃町にある、秩父宮ラグビー場で12時試合開始のため11時に神宮外苑前に集合。
コロナ禍で秩父宮ラグビー場内のアルコール持ち込み禁止により、屋外でそれぞれ持参したアルコール、つまみを飲み食いする。

天気は快晴で風もなく、黄色に染まった銀杏並木を眺めながらの飲酒は格別だ。
互いに近況を語り合い、久しぶりの再会で絆を深める。

外苑前の銀杏並木通りは記念撮影で凄い人盛り。
青空と黄色の銀杏のコントラストでインスタ映えするからなおさらだ。
毎年ラグビーシーズンに入ると、外苑前の銀杏並木通りを歩くのだが、いつも変わらぬ光景にホッとする。

11時30分過ぎに秩父宮ラグビー場に入場。
バックススタンド26列186番の席は、グラウンド全体を見下せる良い席だ。
チケットを手配してくれた友人に感謝したい。

さぁ12時キックオフだ。
赤いジャージの帝京大学の早い展開、接点で優位に立ち、一時は16点差に広げられた。
明治は、イージーミスが多く、連係プレーが今一つだ。
前半は19対23に折り返した。
後半に入ると、明治の伝統の重戦車FWを軸に挽回。
主将のNo.8箸本君の今季初トライを含め、5連続トライで帝京をシャッタウトして39対23の逆転勝ちだ。

逆転勝ちの要因は、FW第1列(背番号1番2番3番)の強さだ。
昨シーズンFW第1列が全員卒業し、主力選手が抜けて不安があったが、心配無用だった。

試合後、明治大学田中監督は、「まだまだこのチームは成長段階。小さな積み重ねをやるだけです」と談話があった。
このチームの底知れぬ可能性を見い出す思いだ。

次は、12月6日日曜日で早稲田と対戦する。
いわゆる早明戦といわれる伝統の一戦でどちらかが勝てば対抗戦優勝だ。
ラグビーシーズンもいよいよ佳境に入る。
コロナ禍で暗いムードを払拭し、感動を与える好試合を期待したいものだ。

試合後、外苑前で再び仲間と祝杯を上げる。
本来ならば、居酒屋に行きたいところだが、感染が爆発的に増えているので回避した。
他観客者も屋外で飲酒する光景に目にする。

こりゃあ飲食業界の生き残りも大変だ。
GO TO EATは停止になるし、忘年会は企業より自粛要請があるし、7割経済で景気が落ち込んでいる。
大変な世の中だ。
一日も早く、ワクチン、治療薬が出回り、早期終息を願う。

互いに早明戦チケット確保を確認後、12月6日再会を約束して外苑前を後にした。
外苑前から新宿御苑前新宿三丁目新宿駅を散策する。
街通りも銀杏が色付いているが、盛りは過ぎている。

冬将軍はもうすぐそこだ。

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外苑前の銀杏並木通りです。
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素晴らしい好試合に拍手を送ります。

#97 晩秋の丹沢山脈縦走へ一直線だぜ 2

2020年11月15日日曜日
丹沢山主脈縦走2日目

みやま山荘で5時過ぎに起床。
昨晩に隣に寝ている26歳の若者から転職、人生の相談を受け、激励の言葉をかけた。
それで安心しているせいか、よく寝ている。
いい寝顔だ。
幸せになってほしいと願う。
こっちも思いのほか、よく寝れた。

窓から秦野市街がキラキラ輝く朝焼けが見えた。
居合わせた登山者が喜喜としてシャッターを切る。
午前5時30分に朝食を取る。
昨日と同じ10人づつ30分に分けて食事する。
コロナ感染拡大防止を徹底しており、安心してご飯を食べれた。
混ぜご飯が美味しく2杯食べ、これからの厳しい縦走に備え、エネルギー補給する。

午前5時50分にお世話になった、みやま山荘の女将さんにお礼をいって山荘を後にする。
登山道もいくらか明るくなり、ヘッドランプは不要ですみそうだ。

最初の目的地は標高1673mの蛭ヶ岳(ひるがだけ)。
標高差があるアップダウンを登り続けて、不動の峰を越えると、前方に赤富士山が待っていた。
朝靄に立つ赤富士を初め、南アルプス八ヶ岳の早朝の山景色に酔いしれ、しばし呆然とする。

このしびれる山風景に出合い、あらためて日本に生まれてよかったと心底思った。
頭を垂れて合掌する。

赤富士を横目に鬼ヶ岩あたりで急降下の鎖を難なくしのいで最後の急登を登りきると、丹沢山脈最高峰の蛭ヶ岳に7時20分に着いた。
山岳雑誌でよく見かける、ユニークな蛭ヶ岳山頂道標に、ようやく会えたねと撫でる。

昨日から登ってきた塔ノ岳、丹沢山の縦走コースが朝日を浴びてきれいだ。
すすきがある展望ベンチに行くと、塔ノ岳、丹沢山縦走コースに雲が流れはじめ、水墨画のようにきれいだ。
蛭ヶ岳山頂から見る富士山もいい。
これから縦走する標高1601m檜洞丸は距離感としてとても長い。
檜洞丸の後方に構える富士山を見てエネルギーが湧きだし、闘志を燃やす。

蛭ヶ岳山頂で機械の唸り音が聞こえる。
上空を見るとドローンが飛んでいた。
操っていたのはインドネシアから来日した2人の若者だった。
どうやって飛ばしてどのように画像が見れるのか教えてほしいとお願いしたところ、嫌な顔をせずに笑顔で教えてくれた。

ドローンの費用は7万したらしく、日本で懸命に働き、貯めて買ったようだ。
訊くと車関連の製造工場に研修生として来日したようで日本語も堪能だ。
彼らは富士山を初め、日本の山に魅了されてはまっているようだ。
彼らと20分ほど日本とインドネシアの不思議な魅力について雑談した。
別れ際に富士山をバックに、彼らが持参したインドネシア国旗を持って記念撮影する。
彼らの日本での益々の活躍を願い、7時50分過ぎに蛭ヶ岳山頂を後にする。

蛭ヶ岳から檜洞丸の縦走は、アップダウンの標高差が今回の縦走の中でも最も激しく、鎖やロープが多い難コースだ。
午前9時過ぎに冷たい風が吹きはじめ、にわか雲が多くなった。
臼ヶ岳を越えて神ノ川乗越、金山谷乗越の厳しいアップダウンに耐えて最後の急登を50分かけて登りきると、ようやく10時30分に檜洞丸に登頂した。
標準コースタイム3時間20分を2時間40分で踏破。
午前9時過ぎを境に快晴から曇天に様変わりして富士山が見えなくなった。
まぁこれまで至れり尽くせりで富士山を堪能してきたのでこれで大満足だ。

檜洞丸山頂で軽くパンを食べて11時に出発。
下を降りるごとに紅葉が随所に現れる。
ゴーラ沢出合は、紅葉が真っ盛りで見頃だった。
ゴーラ沢の色が透き通ってきれいだ。
ザックからコップを取り出し、掬う。
ひんやりして冷たい。
周囲は紅葉に取り囲まれて静寂な空気だけが流れていた。

檜洞丸山頂から2時間で最終ゴールの西丹沢ビジターセンタのバス停に13時過ぎに着く。
新松田駅行きのバスは14時40分だ。
バス停で居合わせた65歳過ぎの登山者と丹沢山の魅力など情報をもらい、楽しい山談義をして時間を過ごした。

この方はヤビツ峠から登り、塔ノ岳尊仏山荘と檜洞丸青ヶ岳山荘に泊まり、2泊3日で丹沢山脈縦走したようで、毎年丹沢山脈を登っているという。
丹沢の深い自然に魅了され、新緑の丹沢も素晴らしいようである。
また、シロヤシロが彩る檜洞丸周辺の見所、時期等を教えてもらい、有益な情報をいただいた。

ほどなくバスがやってきた。
今回も天気に恵まれ、素敵な山風景、いい人の出合いがあり、最高の山旅だった。
これだから山旅はやめられないなぁ。

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みやま山荘の2階の窓から見た朝焼け。
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みやま山荘の朝食です。ごちそうさまでした。
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蛭ヶ岳まで1時間30分の縦走は楽しい。
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青空と朝日を受ける笹のコントラストがいい。
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今日一番のビューポイントです。
赤富士最高です。
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蛭ヶ岳山頂から見た富士山、南アルプスと檜洞丸。
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すすきの穂先に、塔ノ岳、丹沢山に雲がかかりはじめましたが、とてもいい光景でした。
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ドローン見せてくれてありがとう。
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檜洞丸まで3時間弱の縦走です。
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蛭ヶ岳が遠くなりました。
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木々の間を登っていきます。
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檜洞丸登頂です。
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ゴーラ沢の紅葉は見頃でした。
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ようやく登山口まで下山。
熊に合わなくて良かった。

#96 晩秋の丹沢山脈縦走へ一直線だぜ 1

2020年11月14日土曜日
丹沢山脈縦走初日

最寄駅より始発5時30分に電車に乗り、立川、登戸に乗り換えて小田急渋沢駅に7時40分に着く。
渋沢駅から大倉バス行きのバス停はすでに100人前後の登山者が立ち並んでいた。

今朝から曇りひとつ無く、鮮やかな青空だ。
立ち並ぶ登山者はつい笑顔がこぼれ、これから登る山に思いを馳せていた。

今日は神奈川県にある標高1567mの百名山である丹沢山を初め、1491m塔の岳、丹沢山脈最高峰1673m蛭ヶ岳(ひるがだけ)、1601m檜洞丸(ひのきぼらまる)を縦走する。
およそ20kmにわたる標高差が厳しい1泊2日の登山だ。

8時過ぎに終点大倉バス停に着き、大倉登山口からまずは標高1491mの塔の岳を目指す。
登り始めは緩やかな登山道も見晴茶屋あたりから長い急登となる。
いわゆる大倉尾根の上を登るのだが、この急登は長く、バカ尾根といわれるのがよくわかった。

このバカ尾根を1時間30分黙々と登ると一気に展望が開かれ、富士山を始め、三浦半島江ノ島、真鶴半島、箱根湯本がくっきり見えた。
実に爽快だ。
登山者の歓声が上がり、テンションも上がる。

立山荘を越え、20分ほど登ると大展望の塔の岳に11時過ぎに着いた。
標準コースタイム4時間20分を3時間で踏破した。

塔の岳山頂からは360度の大パノラマだ。
富士山、南アルプス八ヶ岳、奥秩父三浦半島江ノ島、真鶴半島、天城山、箱根、横浜等すべてを眺めることができた。
なにしろ遮る雲がないのだ。
最高の景色だ。
まさに天下一品の景色だ。
山頂は多くの登山者がごった返しており、コロナ禍とは思えなかったが、それなりのマナーがあり安心できた。

予想以上に早く山頂に着いてしまったので、1時間ほどまったりした。
今日の宿泊である丹沢山にある、みやま山荘まで2時間で着くのでのんびり行こうと考えた。

コンロでお湯を沸かして煎たてのコーヒーをすすりながら富士山を眺める。
この上ない贅沢な時間だ。
このまま時間が止まってほしいと何度呟いたか。

西方面に丹沢山蛭ヶ岳がどんと構えている。
なかなかの山容で登り甲斐がありそうだ。
塔の岳から丹沢山への縦走は、富士山を横目にブナの木々をくぐり抜けて歩く。
植生保護のための木道から草原の道に変わり、緩やかながらも少しづつ急斜面を登りきると、百名山の道標がある標高1567mの丹沢山に1時間30分ほどで着く。

ここからの富士山の夕焼けは見事だった。
間近に見る富士山の夕焼けは久しぶりだ。
他登山者たちは皆うっとりして見とれていた。
皆さん 山が好きなんだなぁ。

丹沢山頂直下に今晩宿泊する、みやま山荘でお世話になる。
16時に山荘に入り、夕食まで時間があるので案内された2階の寝室で1時間ほど寝る。

17時20分過ぎに夕食開始。
コロナ禍で宿泊人数を制限し、夕食時間は10人づつ30分で3回に分けて食事する。
自分は最初だったので早くご飯を食べて良かったが、後の登山者はそれぞれ待たなければならないので少し大変だったのではと思う。

夕食後の自由時間に静岡在住の54歳のMさんと酒を飲みながら懇談する機会があった。
Mさんは日本海から太平洋を区切り登山で繋げて縦走を計画中との話を伺った。
毎週山に登らないと精神が安定しないようで、カレンダーの週末は登山計画を記載しているという。

お互いに山のこと、家族のこと、人生のことを熱く語り合った。
Mさんのおかげで丹沢山の有意義な一夜を過ごすことができた。
再会時は是非ともご一緒に登山したい方でもある。
Mさん ありがとう。

みやま山荘から東方に秦野市街の夜景が綺麗だ。
夜空を見上げると幾多の星が降り注ぐ。
明日も快晴でどんな山風景に出合えるのか楽しみだ。

百名山83座 残り17座

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紅葉が残るバカ尾根の大倉尾根を登る。
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立山荘手前の急斜面はきつい。
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ようやく花立山荘に着く。塔の岳山頂まであと20分だ。
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ついに塔の岳山頂に着く。
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富士山、箱根、南アルプスです。
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小田原、真鶴半島。
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平塚、相模湾
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江ノ島三浦半島
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やっぱり富士山は秀麗だと呟いています。
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山頂はわんさか賑わう。
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丹沢山蛭ヶ岳方面へ縦走します。
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百名山丹沢山頂に着く。
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今晩宿泊のみやま山荘。
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みやま山荘の夕食です。
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夕焼けの富士山は最高でした。
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また泊まりたくなる、みやま山荘でした。

#95 関西紀行 関ヶ原古戦場を想う

2020年11月3日
関西4日目

午前中は快晴に恵まれ、無事に百名山である伊吹山に登頂できた。
午後に時間が余ったので、いつもように観光ドライブをすることにした。

カーナビに関ヶ原古戦場が表示された。
どうやら20分で着くようなので関ヶ原古戦場に行くことを決めた。
ほどなく関ヶ原古戦場に着くと数人の観光客が記念撮影をしていた。

ここが、かの有名な関ヶ原古戦場か。。
自分としては、ただ広い戦場ヶ原のイメージがあったが、さほど広いとは思わなかった。
天下の分け目の戦場で命をかけて戦った場所だが、
今は周辺に民家がある畑になっていた。
一部の畑では、コスモスが風に揺られていた。

歴史資料によると、慶長5年(1600年)9月15日に美濃国関ヶ原を主戦場として武蔵国江戸城主である徳川家康率いる東軍VS近江国佐和山城主である石田三成率いる西軍の大決戦である。
両軍合わせて約16万人、鉄砲、大砲は約25000挺といわれている。

関ヶ原の戦いは、豊臣秀吉死去に伴う徳川家康石田三成の政治主導権の争いであるが、決着は半日で着いたようだ。

兵力はほぼ同じであるが、戦場ヶ原を一望できることから石田三成が率いる西軍が有利な布陣だったようである。

関ヶ原古戦場から数分歩くと石田三成が陣取る笹尾山があり、周辺に馬防柵、陣旗が翻っていて当時の光景を彷彿させる。
笹尾山は数分登ると、小高い岩に着き、そこから関ヶ原古戦場を眺めることができた。
つまり石田三成は戦局を眺める有利な場所にいたわけだ。
当時の関ヶ原合戦の案内看板が、笹尾山頂に備えつけており、命をかけて戦う凄まじい形相をした合戦を想像してみた。

案内看板に東軍率いる徳川家康が、最初に布陣を構えた桃配山(ももくばりやま)が記されていた。
対局する桃配山に興味があったので車を15分ほど走らせて目的地に着く。

そこは出光ガソリンスタンドが隣接する国道沿いの丘の中腹にあった。
徳川家康の文字が刻まれた石標があった。
桃配山から関ヶ原古戦場を眺めた徳川家康はどのような気持ちで戦いに臨んだのだろうか。
すでに勝利後の江戸幕府の構想はここで練られたのだろうか。
そんなこんなで勝手にイメージしながら思いを馳せた。

石田三成率いる西軍は有利な布陣を敷きながらも、徳川家康の謀略により小早川秀秋等が東軍に寝返る大名が続出してわずか半日で西軍が崩壊する。

思わぬ身内の寝返りで崩壊するありさまは、今にも通ずる世界だ。
この合戦後に敗北した石田三成は、関ヶ原を逃亡し、京都の六条河原で処刑。
勝利した徳川家康は約270年におよぶ江戸幕府を開いたわけだ。

あの時に小早川秀秋が寝返しないで西軍率いる石田三成についていたら歴史は大きく変わっていたかもしれない。
当然ながら、江戸幕府は開いていなかったし、文化、政治も大きく変わっていただろう。

歴史に、たらればはないが、そんなことを考えていた。
これだから歴史を学ぶことは楽しい。

今日の走行距離 387km。

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関ヶ原古戦場です。
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今の関ヶ原風景です。
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石田三成が構える笹尾山陣地。
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徳川家康が構える桃配山陣地。
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JR関ヶ原駅です。
年々人口が減って7000人近いとか。若者は大垣市名古屋市方面に就職して関ヶ原から離れるそうです。


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#94 関西紀行 伊吹山から眺める琵琶湖は絶景だぜ

2020年11月3日
関西4日目

道の駅 伊吹山の里で6時過ぎに起床。
空を見上げると文句なしの青空で何もいうことない。

長々と記事を書くのがもったいないので読者の皆さんに標高1377mの百名山である、伊吹山山頂からの素晴らしい絶景の写真をお届けします。

百名山82座 残り18座

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道の駅伊吹山の里から眺めた伊吹山
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三島池から眺めた伊吹山
風情があり、落ち着いた佇まいでした。
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伊吹山頂からの琵琶湖は絶景です。
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山頂の小さなお鉢です。
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昨日の夜に走った甲賀から東近江方面です。
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遠くに愛知県側の伊勢湾が見えます。
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北アルプス乗鞍岳中央アルプス御嶽山岐阜県恵那山が見えます。
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山頂のお土産店です。

#93 関西紀行 和歌山へ初上陸だぜ

2020年11月2日月曜日
関西3日目

道の駅 ねごろ歴史の丘で午前6時過ぎに起床。
和歌山市海南市方面に朝焼けが見えて安心するも、午前10時までしか天気は持たないので効率的にドライブすることを心がける。

当道の駅を6時30分に出てから30分ほどで和歌山駅に着く。
既に通勤時間なのでサラリーマンが多い。
朝早くからご苦労さまです。

和歌山駅で記念撮影を納めて、次は和歌山城に向かう。
すでに紅葉が真っ盛りだ。
赤の紅葉と城がよく似合う。

歴史資料によると、天正13年(1585年)に羽柴(豊臣)秀吉が紀州を平定し、弟の秀長に命じて岡山(虎伏山)の峰に創建したのが和歌山城とされている。
天守閣開館時間は9時からなのでここも記念撮影に納める。

和歌山の海が見たかったので、雨が降る前に海沿いにドライブする。
まず南海線和歌山港駅前で南海フェリーターミナルに立ち寄る。
ここから徳島まで2200円で行けるようだ。
東京から四国までドライブする場合、大阪、兵庫まで行かなくても、時間調整次第ではこのコースも有りかもしれない。

国道42号を走り、和歌の浦片男波を経て8時過ぎに浜の宮ビーチで和歌山の海を眺める。
まだ天気は持ってくれそうだ。

道路標識にポルトヨーロッパの文字が気になり、立ち寄ることにした。
ポルトヨーロッパとは和歌山マリーナシティ内にあり、中世のヨーロッパを彷彿させる建物が立ち並んでいる。
なにやら子供から大人まで楽しめるテーマパークのようだ。
黒潮市場、わかやま館が隣接しており、土日は大いに賑わうことだろう。

更に国道42号を南下して海南市から有田市に進む。
途中で箕島(みのしま)の標識があった。
箕島といえば自分の世代では、高校野球で春夏連続優勝した尾藤監督が率いるあの箕島高校だ。

1979年夏の大会で石川県代表の星陵高校との延長18回の死闘は今でも語り草になっている。
血が騒ぎだし、箕島高校の野球グランドに立ち寄る。
バックネット裏から見たグランドを見る。
これが尾藤監督が指導した野球グランドと思うと胸に迫る思いだ。
しばらく甲子園に出場していないが、なんとか復活してほしいと切に思う。

少し雨がパラついた。
箕島から有田に進み、有田みかん海道を走る。
さすがに有田はみかん産地だけに、みかん畑が幾重も重なる。
みかん海道を20分ほど周遊し、雨脚が強くなり、肌寒くなってきた。

地元有田の日帰り温泉を紹介してもらい、箕島漁港から20分ほどで有田川温泉 鰻茶屋で2時間ほどまったりする。
この温泉は、地下深部の太古の岩石からゆっくりと解けだした天然ミネラル成分を多く含まれている。
おかげで体が温まった。

14時だ。
明日は滋賀県百名山である伊吹山登山だ。
有料道路を避け無料道路でカーナビ設定。
有田から紀の川、橋本、橿原、天理を走る。

天理といえば高校野球常連校の天理高校関西大学ラグビーの強豪である天理大学が有名だ。
せっかくなので立ち寄ることにした。
高校、大学が同じ敷地内にある、とても広い学園キャンパスといった印象だ。

17時過ぎに天理市を出て名阪国道を走り、甲賀から東近江、米原を走って道の駅 伊吹の里に着いたのは20時過ぎだった。

気になる明日の天気予報は晴れマークだ。
一日待った甲斐があった。
コンビニで買ったカツ丼とビールを軽くすました。絶景の琵琶湖を想像しシュラフに潜り込む。

本日の走行距離 275km。

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和歌山駅ターミナル。
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紅葉がきれいな和歌山城
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和歌山港フェリーターミナル。
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浜の宮ビーチ。
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ポルトヨーロッパの景観。
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箕島駅箕島高校野球グランド。
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有田みかん海道。
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有田川温泉 鰻茶屋でまったり。
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奈良県にある天理大学
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滋賀県の道の駅 伊吹の里で車中泊


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